9時、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昼食は下丸子の「喜楽亭」に食べに行く。
月一ペースで来ることを習慣としているが、先月は来られなかった。
午後2時を回った頃で、客は私だけだった。
いつものチキンカツ定食。昨日昼食が「鳥久」の特製弁当だったから鶏が続くが、かまわなき。あちらにもチキンカツが入っていたが、こちらは大きくてしかも揚げたてである。
「大久保さんはお酒は飲まれないんですよね」とご主人が言った。矢口地区で「ちょい呑みフェスティバル」というのがあるという話。2500円のチケットで参加店を3軒廻れて各店でワンドリンクとフードを楽しめるそうである。一件あたり800円ということになる。それが割安なのかどうかは下戸の私にはわからないが、「へぇ」と思ったのは、「ちょい呑み」というのは登録商標で勝手には使えないそうなのだ。
蒲田に戻ってから、郵便局で学会の年会費(三件)を振り込む。ところが一件だけ振り込み用紙を機械が読み込みをしてくれない。窓口に並ぼうかと思ったが、長い列ができているので、別の郵便局にいくことにした。
作業着の専門店「立花屋」の回りに足場が組まれている。改修か、解体か。いずれにしろ年季の入った建物で、街角の風景の一部だった。
「ノザワBAKE」の前を通ったら、シャッターが半分空いていたので、中をのぞいたら店主のノザワさんが後片付けをされていた。「最終日、あんなにお客さんがいらしてくださるとは思ってもいませんでした・・・」と呆然とした様子がまだ残っていた。「あとから来ていただいて、何も残っていなかったお客様には申し訳なくて、それが心残りです」とのこと。立つ鳥あとを濁さずといいますから、それは何か考えられた方がいいんじゃないですか(笑)。店舗は15日まで使えるのですから。
別の郵便局でも機械は用紙を読み取ってくらなかったが、窓口で待たずに処理してもらった。「HITONAMI」が近くなのでちょっど顔を出して行こう。
ここも「ちょい呑みフェスティバル」に参加しているのか。ただし、こちらは池上地区の「ちょい呑みいフェスティバル」で「喜楽亭」とは地区が違うらしい。
先客が一人いたが、すぐに出て行ったので、私だけになった。
スイーツメニューに新顔が。「黒小豆と甘酒ぜんざい」。
飲み物だけのつもりで来たのだが、注文しないわけにはいかない。黒小豆は赤い小豆よりも小粒で、豆の味わいが濃い。トッピングの白玉に甘酒がかかっている。小腹が空いたときにおススメである。
小腹が空いたときのメニューにはホットサンドがあるが、おにぎりもあるといいですねという提案をオガサワラさんにする。おにぎりは子供用のランチメニューにあるのだが、もう少し大きく握ってもらって、大人の軽食用にしていただけるとありがたい。具は梅と昆布がいいんじゃないでしょうか。「そのアイデア、いいかもしれません」とオガサワラさん。
豆乳カフェオレ(もともとはこれを注文しようと思っていたのだ)。鞄に入れてきた本を読みながら。
では、おにぎりの件はよろしくご検討下さい。
これから蒲田駅まで戻って、買物をしよう。私は万歩計を持ち歩いてはいないが、今日の歩数はかなりのものになりそうだ。
駅のそばの「吉野家」の入り口には夕方近くになると「吉呑み」という看板が出る。「吉野家でちょい呑み」という意味だろう。牛皿と生ビールですか。私には無縁の世界であるが、いいものかもしれない。
有隣堂で『すばる』12月号を立ち読み、いや、座り読みする。作家の水村美苗の「加藤周一と「日本語で書くこと」」という文章を読む。加藤の生誕100年を記念したシンポジウムでの講演である。彼女が加藤と出会ったのは加藤がアメリカの大学で教鞭をとっていたときゼミナールの学生としてだったが、以来、加藤が亡くなるまで、家族ぐるみのつきあいがあった。そうした交流を背景として、加藤が「日本語で書く」ということを自明視していたのはどうしてだろうという話。興味深く読んだ。他にも目を通したいものがあったので、雑誌は購入した。
駅ビルの出口のところにCD・カセットテープの出店があった。
山本潤子のアルバムを見つけて、購入。恋愛ソングのカヴァー(一部セルフカヴァーの曲を含む)アルバムだが、スピッツの「ロビンソン」なんかがよかった。
「ティースプーン」にも顔を出してリンゴジャムを購入。ついさっき「ノザワBAKE」のご主人が顔を出されたそうである。
「HITONAMI」で購入したパジルペーストと「ティスプーン」で購入したリンゴジャム。
駅ビルで購入した雑誌とCDと来年のカレンダー(シール式で、パソコンに貼って使っている)。
夕食は7時半。
夕食も鶏だった(写真は二人前。私が三本、妻が二本)。
デザートは洋ナシ。
あちこちのTV番組にラグビーワールドカップに出場した日本代表が「分散して」出まくっている。ラグビー・ロスの視聴者にはいい慰めである。
深夜、近所の専門学校のキャンバスの周りをウォーキング&ジョギング。これで三夜連続だ。しかも今日はちょっと長めに7周(3キロほど)回った。
2時、就寝。