フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月8日(日) 晴れ

2023-01-09 11:43:37 | Weblog

7時45分、起床。

松は取れたが、連休に入って正月気分が尾を引いている。

トースト(林檎ジャム)、ポトフ、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

食事をしながら映画『007/ノータイム・トゥ・ダイ』の初めの部分を観る。ずっと前にWOWOWで放送したのを録画してそのままになったいたのだ。長いので分割して観るつもりだ。

昨日のブログを書いてアップする。

『007』の続きを観る(半分くらいいったかな)。

2時ごろ「吉岡家」に昼食を食べに行く。

稲庭うどん+キスの天ぷら。

稲庭うどんにはタコの唐揚げをサイドメニューで注文することが多いのだが、今日はキスの天ぷらの気分だった。もっともキスは2つで、ピーマンと茄子が1つずつ付いてくる。

その足で呑川を渡る。今日は「スリック」の初釜がある。

JRの踏切も渡る。

踏切を渡ると梅屋敷通りの外れで、さびれた感じの風景が続く。

途中の信号のある交差点を右に曲がると「スリック」のある御成橋通り。ここは人通りが多い。

「スリック」に到着。

毎年、新年初回の営業日は初釜。

着物姿のマダムが抹茶をたてて下さる。

スタッフの上杉さんも今日も着物姿だ。着物はマダムから、袴はマダムの娘さんのものを借用。

今日は紅茶はメニューにない。抹茶+シフォンケーキ(4種)のセットである。1月限定のシフォンケーキはすでに完売だったので、プレインをチョイス。

マダムが初詣に行った浅草で買われた雷おこしが添えられている。

テーブルもいつもの配置ではなく、小さなテーブルをくっつけて大きなテーブルにしている。必然的に他のお客さんと相席になる。

向かいの二人連れはマユリさん(左)とユウカさん(右)である。常連さんではなく、今日、たまたま初めてこの店にやってこられたそうだ。初釜ということは知らなかったから、ドアを開けて面食らったのではないかと思う。傍らでお茶をたてて下さっているマダムを交えて4人でおしゃべりをした。一昨日、地域情報誌『かまにし』の取材で話した「社交の場としてのカフェ」を新年早々さっさく実践できた。

マユリさんは池上にお住まいで、池上にあるカフェの名前を私がいくつか挙げるとたいていご存じだった。以前、池上にあった「きつねとはちみつ」というホットケーキが有名なカフェで働いていたこともあるそうだ。コロナの影響で閉店してしまって、私は一度も行けなかったが、もし行っていたら、彼女の顔を覚えていて、今日は初対面ではなく再会といことになっていたかもしれない。マユリという字はどう書くのですかと尋ねると、「麻婆豆腐の麻に・・・」と説明を始められたので、食いしん坊にちがいないと思ったが、麻婆豆腐が大好きなのだそうだ。

ユウカさんは府中にお住まいで、今日は餃子を食べに蒲田まで来られたそうだ。蒲田は餃子とラーメンとトンカツが有名である(居酒屋にも有名店があるのかもしれないが、私はそっちの方面は知らない)。たぶんネットでリサーチされたのだろう、「春香園」に行かれる予定のようだ。ただ、二人客の予約はできなかったそうなので、週末でもありすんなり入れるかどうかわからないから、他にも「歓迎」や「你好」や「金春」という羽根つき餃子で有名な店もあることや、餃子ではないがベトナム料理の「ティティ」についても教えてさしあげた。

どうぞよい一日になりますように。(店を出てから、マユリさんに「マーボ屋」のことを教えてあげればよかったなと思ったが、このブログを見たらご自分で調べてみてください)

「スリック」には1時間半ほど滞在した。時刻は4時を回っていた。

帰宅してベランダから夕暮れの空を見る。時刻は4時半になろうとしていた。

本日発表の東京の新規感染者数は15124人。専門家たちによると、現在の第8波は増加の速度が緩慢だが、それは第7波までのような全数調査をしていないからであり、一日あたりの感染者数はすでに第7波のときのピークを上回っているだろうということである。やはりそうであったか。にもかかわらず行動規制は緩和されている。やっていることはどこの国も同じだ。感染のリスクを減らすためには自分で対処するしかないのである。ステイ・ホームはうんざりだが、かといってわざわざ満員の電車に乗って混雑する場所に行く気にはなれない。ステイ・ホームタウンあたりがちょうどいいのではないかと思う。

『007/ノータイム・トゥ・ダイ』を最後まで観た。前半は緊迫した場面の連続で面白かったが、後半は弛緩してしまったようである。ダニエル・グレイブのボンドも本作が最後である。歴代のボンド役はやはり初代のショーン・コネリーが一番だが、ダニエル・グレイブはそれに次いで好きだった。お疲れ様でした。

夕食は赤魚の粕漬、サラダ、そうめん汁、ごはん。

食事をしながら『ヒヤマケンタロウの妊娠』初回(録画)を観る。「男性が妊娠したら」という設定のコミックのドラマ化で、すでにネットフリックスで放送されたものが地上波で登場。妊娠する男性はバリバリの広告クリエーター(斎藤巧)である。非現実的な設定の社会風刺ドラマであるが、30分という尺がちょうどいいように思う。多くのドラマは長すぎる(冗長である)ように思う。

録画はしていなかったが、『どうする家康』初回をリアルタイムで観る。『鎌倉殿の13人』の後でどうしようかと迷ったが、やっぱり観てしまいそうである。今川義元役の野村萬斎は初回だけの出演なんですね。贅沢である。

『どうする家康』どうする?

『山下達郎のサンデー・ソングブック』(先週に続き新春放談の2回目)をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

風呂から出て、12時半に就寝。