5月9日(日)
朝5時起床
テントの外に出るとテントやバイクが濡れている.
夜中に雨が降っていたことに気付かないほど熟睡していたようだ.
フェリーの時刻が迫るので淡々と撤収作業を行う.
濡れたテントを拭くトラ母と,相変わらず一人(一匹?)何かを見つめる寅次郎.
しばらくすると一台のワゴン車がやってきた.
そう,昨日ここで逢った一年の半分を山菜取りや山歩きをしながら旅をしているおじさんだった.
もう逢うことは無いと思っていただろうおじさん.
「また利用しました」っと声を掛けるとニコって笑ってまた山菜取りに出かけて行った.
一時間ほどで撤収が終わる.
出発まで少し時間が出来たので寅次郎と少し遊ぶ.
譲渡会でこいつを初めて見たときから物を拾ってくる癖があった寅次郎.
何匹も子犬がいる中で「物を拾ってくる犬は頭が良いよ」と譲渡会の人が教えてくれたのが
きっかけでこいつを譲り受けることにした.
オッサンになった今でもこうやって落ちてる小枝を投げても喜んで拾ってくる.
ふと物悲しい顔を見せる寅次郎. こんなとき,どうすればいいのかと迷ってしまう.
・・・いったいどんなことを考えてるのだろうか.
ここは防風林の向こうから聞こえてくる波の音と鳥のさえずりしか聞こえない.
本当にいいところだった.
朝5時起床
テントの外に出るとテントやバイクが濡れている.
夜中に雨が降っていたことに気付かないほど熟睡していたようだ.
フェリーの時刻が迫るので淡々と撤収作業を行う.
濡れたテントを拭くトラ母と,相変わらず一人(一匹?)何かを見つめる寅次郎.
しばらくすると一台のワゴン車がやってきた.
そう,昨日ここで逢った一年の半分を山菜取りや山歩きをしながら旅をしているおじさんだった.
もう逢うことは無いと思っていただろうおじさん.
「また利用しました」っと声を掛けるとニコって笑ってまた山菜取りに出かけて行った.
一時間ほどで撤収が終わる.
出発まで少し時間が出来たので寅次郎と少し遊ぶ.
譲渡会でこいつを初めて見たときから物を拾ってくる癖があった寅次郎.
何匹も子犬がいる中で「物を拾ってくる犬は頭が良いよ」と譲渡会の人が教えてくれたのが
きっかけでこいつを譲り受けることにした.
オッサンになった今でもこうやって落ちてる小枝を投げても喜んで拾ってくる.
ふと物悲しい顔を見せる寅次郎. こんなとき,どうすればいいのかと迷ってしまう.
・・・いったいどんなことを考えてるのだろうか.
ここは防風林の向こうから聞こえてくる波の音と鳥のさえずりしか聞こえない.
本当にいいところだった.