前回記事「メーホンソーン県パーイ Pripta Resort その1」の続編です。
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水回りは白い漆喰と木目のコントラストが美しく、まるでモデルハウスみたいです。お湯の出具合もシャワーの水圧も良好です。
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アメニティはこんな丸い籠に収められていました。
シャワーブースから屋外に出るドアを開けると、そこには露天のプライベートバスが据え付けられていました。、私がこのリゾートを選んだ最大の理由です。
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せっかくなので、眺望できる景色と一緒に撮ってみましょう。丸いタイル貼りの浴槽には屋根が設けられていますから、多少の雨でも気にせず入れますし、また左右には白いカーテンも用意されているので、そのカーテンを閉めちゃえば、お隣のコテージからの視線を気にする必要もありません。
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こんなコテージを私のように一人で使う客なんて稀でしょうね。浴槽はカップルで仲良く入れるように、ゆとりのある容量が確保されており、底にはコバルトブルーの綺麗なタイルが敷き詰められていました。なおお湯は使用の度に張り替えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ea/f334fc60995568f1d2a3582ca728429f.jpg)
コックを開けると温泉がドバーっと吐出されるのですが、このお湯がクセモノでして、駐車場脇の貯湯槽(前回記事を参照)からここまで配管の距離が長いためか、コックを開けてもなかなか熱いお湯が出てきません。このお風呂の場合は開栓してしばらくはただの水が吐出され、10分経ってからようやく熱くなりはじめました。十分に熱くなってから吐出口の温度を測ったところ、48.8℃という十分な熱さが計測されましたが、熱くなったからといってこの温度のまま湯船にお湯を張り続けると、今度は熱すぎて入れないという事態に陥ってしまいます。もちろん加水できるのですが、所詮は南国の水道ですからかなりぬるく、劇的な温度低下は望めません。従って湯温調整が結構難しいのです。
このように一癖のあるお湯ですが、しかしながら自家貯湯槽があるおかげで24時間いつでも温泉が吐出されるのはありがたいところです。というのも、近年パーイでは温泉を引いているリゾート施設が増え続けており、にもかかわらず温泉の供給量には限度があるため、限られたお湯をシェアするべく、お風呂の利用時間に制限を設ける施設も多いんだそうです。でもこちらはそんな制限は無く、時間はかかりますがいつでも熱い温泉に入ることができ、実際に私も夕方・夜・そして朝と一日3回もこの露天風呂に入っちゃいました。
お湯は無色透明でpH8.6という数値が示すとおりに、明らかにアルカリ性泉らしい特徴を有しており、具体的には、口に含むとアルカリ性泉らしい微収斂の他、口腔内にはトロミが感じられ、入浴するとヌルヌルを伴う心地良いスルスベ浴感が伝わってきました。特に肌上での滑らかな感触はとても気持ちよく、お湯を頭から浴びると髪がシットリしてスタイリングしやすくなりました。いわゆる美人の湯に属するタイプのお湯であり、しかも質感がしっかりとしており、ロケーションも抜群なので、もし日本で同様の温泉があれば、女性向けのメディアに取り上げられるでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/13/3fc9bcd3016ed12bcec0a498b3bd4ac6.jpg)
湯船の温度を41℃にし、絶景を眺めながらのんびり入浴する私。入浴しているのが女性であったらさぞかし美しい風景画になりえたのでしょうけど、写っているのがおっさんで申し訳ございません。余談ですがプライベートバスですから誰にも見られることありませんし、左右からの視線を遮る白いカーテンもありますので、スッポンポンで入浴しております。大パノラマを眺望しながら湯浴みできるこの開放感は何と表現したら良いのでしょうか。また夜の帳が下りた後に、満天の星空を眺めながらの露天風呂も、まさに極楽でした。
自然環境に溶け込む形で、トラディショナルなスタイルと洗練された現代風のセンスを融合させながら、ゲストに自分なりの時間を過ごしてもらおうというこちらのホテルは、ゴージャス系のリゾートではないので、料金に見合った豪華な設備や、手取り足取り面倒をみてくれるようなサービスはありません。あくまでロケーションの良さやコンセプトに対して対価を支払うという割り切った考え方で利用しないと、コストパフォーマンスの悪さばかりが目立ってしまいかもしれません。今回は確かに普段利用しているホテルよりも高いコストを要しましたが、それでもコテージのロケーションや居心地の良さ、そして露天のプライベートバスからは、この上ない寛ぎと感動を旅の想い出として記憶に焼き付けることが得られたので、トータルで捉えれば十分対価に見合った満足が得られたかな、と思っております。
99 Moo 3 Tambol Maehee Ampur Pai Mae Hong Son
053-065-750
ホームページ
本記事で紹介している露天風呂は宿泊客専用です。日帰り利用は不可。
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水回りは白い漆喰と木目のコントラストが美しく、まるでモデルハウスみたいです。お湯の出具合もシャワーの水圧も良好です。
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アメニティはこんな丸い籠に収められていました。
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シャワーブースから屋外に出るドアを開けると、そこには露天のプライベートバスが据え付けられていました。、私がこのリゾートを選んだ最大の理由です。
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せっかくなので、眺望できる景色と一緒に撮ってみましょう。丸いタイル貼りの浴槽には屋根が設けられていますから、多少の雨でも気にせず入れますし、また左右には白いカーテンも用意されているので、そのカーテンを閉めちゃえば、お隣のコテージからの視線を気にする必要もありません。
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こんなコテージを私のように一人で使う客なんて稀でしょうね。浴槽はカップルで仲良く入れるように、ゆとりのある容量が確保されており、底にはコバルトブルーの綺麗なタイルが敷き詰められていました。なおお湯は使用の度に張り替えます。
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コックを開けると温泉がドバーっと吐出されるのですが、このお湯がクセモノでして、駐車場脇の貯湯槽(前回記事を参照)からここまで配管の距離が長いためか、コックを開けてもなかなか熱いお湯が出てきません。このお風呂の場合は開栓してしばらくはただの水が吐出され、10分経ってからようやく熱くなりはじめました。十分に熱くなってから吐出口の温度を測ったところ、48.8℃という十分な熱さが計測されましたが、熱くなったからといってこの温度のまま湯船にお湯を張り続けると、今度は熱すぎて入れないという事態に陥ってしまいます。もちろん加水できるのですが、所詮は南国の水道ですからかなりぬるく、劇的な温度低下は望めません。従って湯温調整が結構難しいのです。
このように一癖のあるお湯ですが、しかしながら自家貯湯槽があるおかげで24時間いつでも温泉が吐出されるのはありがたいところです。というのも、近年パーイでは温泉を引いているリゾート施設が増え続けており、にもかかわらず温泉の供給量には限度があるため、限られたお湯をシェアするべく、お風呂の利用時間に制限を設ける施設も多いんだそうです。でもこちらはそんな制限は無く、時間はかかりますがいつでも熱い温泉に入ることができ、実際に私も夕方・夜・そして朝と一日3回もこの露天風呂に入っちゃいました。
お湯は無色透明でpH8.6という数値が示すとおりに、明らかにアルカリ性泉らしい特徴を有しており、具体的には、口に含むとアルカリ性泉らしい微収斂の他、口腔内にはトロミが感じられ、入浴するとヌルヌルを伴う心地良いスルスベ浴感が伝わってきました。特に肌上での滑らかな感触はとても気持ちよく、お湯を頭から浴びると髪がシットリしてスタイリングしやすくなりました。いわゆる美人の湯に属するタイプのお湯であり、しかも質感がしっかりとしており、ロケーションも抜群なので、もし日本で同様の温泉があれば、女性向けのメディアに取り上げられるでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/13/3fc9bcd3016ed12bcec0a498b3bd4ac6.jpg)
湯船の温度を41℃にし、絶景を眺めながらのんびり入浴する私。入浴しているのが女性であったらさぞかし美しい風景画になりえたのでしょうけど、写っているのがおっさんで申し訳ございません。余談ですがプライベートバスですから誰にも見られることありませんし、左右からの視線を遮る白いカーテンもありますので、スッポンポンで入浴しております。大パノラマを眺望しながら湯浴みできるこの開放感は何と表現したら良いのでしょうか。また夜の帳が下りた後に、満天の星空を眺めながらの露天風呂も、まさに極楽でした。
自然環境に溶け込む形で、トラディショナルなスタイルと洗練された現代風のセンスを融合させながら、ゲストに自分なりの時間を過ごしてもらおうというこちらのホテルは、ゴージャス系のリゾートではないので、料金に見合った豪華な設備や、手取り足取り面倒をみてくれるようなサービスはありません。あくまでロケーションの良さやコンセプトに対して対価を支払うという割り切った考え方で利用しないと、コストパフォーマンスの悪さばかりが目立ってしまいかもしれません。今回は確かに普段利用しているホテルよりも高いコストを要しましたが、それでもコテージのロケーションや居心地の良さ、そして露天のプライベートバスからは、この上ない寛ぎと感動を旅の想い出として記憶に焼き付けることが得られたので、トータルで捉えれば十分対価に見合った満足が得られたかな、と思っております。
99 Moo 3 Tambol Maehee Ampur Pai Mae Hong Son
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本記事で紹介している露天風呂は宿泊客専用です。日帰り利用は不可。