パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

エスパー

2007年03月16日 | 子供ネタ
3月16日(金)曇り
都心では初雪を観測したらしい・・・
昨日から寒いもんねぇ~
学年末考査の結果がすべてわかった日の話。
結局彼女の予想はほとんど的中。
社会が予想点数より7点悪い78だったのだが,ご心配なく、それは国語がちょうど7点カバーしまっせ!って感じの87点。
音楽と技術にいたっては、ピッタシカンカンである。
他の教科も、こっちで-2、その分こっちが+2、という感じでわずかな誤差。
トータルで+4という結果に落ち着いたのであった。
自己採点でもしたならともかく、ホント適当にすらすらすら~っと言った点数なだけに
親娘でびっくりである。
ちょうど娘の学校ではインフルエンザが蔓延してる頃で、欠席者続出。
テストを受けられない子も多数でてるということもあり、後日同じ試験を受けるということで
テスト当日に問題用紙は回収。
解答用紙は点数つけて一回返された後、また回収されているのだ。
だからホントに彼女の勘というか、手応えというか、それだけでの予想点数だっただけにホント驚いた。
そして、ちょうどその日は保護者会のあった日。
テストの話を終えた後、茶話会の座席のメンバーの話になる。
「Yちゃんのママとねえ、Keiちゃんのママとねえ、Mくんのママと・・・
あれ、誰だったっけ・・・え~っと・・・」
今回の茶話会は1年生4クラス合同で行われた為、6人がけくらいのテーブルにクラスごとに座るという形。
体育館からどど~っと流れてきて「はいっ、座って座って!」って感じで適当にば~っと座ったので
特に親しいママ達同士ってメンツではない。
えっと・・・だれだっけ、女の子のママ・・・
と私がつぶやいてると,娘が「Kaoちゃんのママ?」
「そうっ!その通り!よくわかったねえ」
娘に言わせると、すっとKaoちゃんのママっていうのが頭に浮かんだらしい。
あんたはエスパーか!?
思わず「何だか気持ち悪い・・・」とつぶやく母。
すると娘が「小説とかでさぁ、超能力もった女の子が、ママに気持ち悪いって言われるシーンがあるじゃん!
そして、その子は深く傷つくんだよ。」とおもしろがる。
それにしても、その勘の良さには感心する。
もしかすると、君が予想したことが、現実になるのかもしれないよ。
次回からは、予想点数は+5点かさ上げして言うように!
そんな、エスパーな我が娘。
さかのぼる事一ヶ月前。
バレンタインデーの友チョコをせっせと作っていた。
夕方になり、どんどん時間はなくなってきて、あせりはじめる娘とAちゃん。
なんだかコソコソしてる。
制限時間終了でAちゃんは帰っていき、娘とうとう母に泣きつく。
メールのやりとりをしてる先輩(男の子)にあげる分がまだできてないので手伝って!
へ~っ、メールのやりとりなら、ママの好きなO君とだってしてるじゃん。
欠席した日とかに「明日の時間割教えて!」と数人のお友達にメールを送信しても、
すぐ返信くれるのO君だけじゃん!
O君にもチョコあげなよ!と言いたいとこだが、ま、野暮な事は言わずに、お手伝いしましょ。
そんなこんなで、母の記憶が正しければ、娘は初めて自分の意志で、男の子にチョコをあげたのであった。
先日のホワイトデーの日。
宅配便が届く。
甥っ子からだ。
娘からのチョコも、彼の中でのチョコの個数にカウントされてるということを義姉に聞いてから
やめるにやめれず、毎年娘は送っている。
今回は高校合格したばかりだったので、「祝合格」の文字入り手作りチョコクッキーである。
送付を頼まれた母は「もし割れたら、ゲンが悪いわぁ~」とものすごく気を使い、梱包材を使い、送ったのを覚えている。
そしてそのお返しが届いたわけである。
卒業遠足で行ったディズニーランドのクッキー詰め合わせである・・・
うわぁ~まさに倍返し!いや、下世話な話、金額に直すと5倍返しくらいだぞ。
お礼のメッセージは、どう見ても姉が書いたと思われるものが貼ってある・・・
余ったクッキーを、Aちゃんのお兄ちゃんにあげてたら、こちらからもまたご丁寧にお返しが届く。
どうみても、ママが用意したでしょ!と思われる、クッキーとチョコを可愛くラッピングしたもの。
チョコなんてゴディバである・・・さすがAちゃんママね・・・
そんな中、母の期待はものすごーく高まる。
例の先輩とやらは、ちゃんとお返しくれるだろーねっっ!
母のおかげであの日作れたんだから、母だって食べる権利があるんだからねっ!
昨日、娘がとってもうれしそうに「これもらった!」
見ると、小さな小さなキーホルダー。
キューピーちゃんが陸上部の格好をしている。
「これだけ?」
豪華なお返しを見慣れた母は、ちょっとビックリする。
そして反省する。
なんて、可愛いのだ!
義理チョコのお返しは、ママ達が奔走するが、本命チョコだと思われるチョコの存在は母達には知らされないのかもね。
そしてもらった男の子自身が、お返しを考えて、自分で買ってくれるのかもね。
それにしても、クッキーなりキャンディなりを少しつけて、このキューピーちゃんのお返しだったら
100点だったんだけどねえ~と相変わらず心が汚い大人なワタシ・・・
娘は「食べてなくなるものより、ずっとこっちがいいっ!」と感動している。
「使ってくれてるってわかるように、カバンに付けたほうがいいよね!」
そうそう!プレゼントは、あげた人がうれしいように、ちゃんと使ってるのが見えるようにするのよ。
それにしても・・・小さいわね、見えるかしら・・・しつこい・・・
嬉しそうで、楽しそうで、心がピュアな娘に嫉妬した母はその後も
「それにしても、それって、見た事無いよねえ~
もしやゲーセンとかの景品じゃないのぉ~?
ををっ!ちょうど陸上部が出たから、これでいいやってことだったりして!」
と大人げない発言を続けるのであった。
うちの、男子は、娘にはメリーのチョコとキャンディの缶、妻にはコージーコーナーのネコサブレ。
100点です!
コメント (3)
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