パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

お花見

2007年04月01日 | おでかけ
4月1日(日)晴れ
土曜日・・・歯医者さんから帰ってきた夫、「さぁ、桜どこに見に行く?」
妻はねぇ、やはり毎年恒例千鳥ガ淵がいいわぁ。
もう、今からだと人が多くて、弁当も買えないぞと夫。
じゃ、おにぎり握ります。
部活の大会へ行った娘のおべんとの残りのポテトサラダも詰めときます。
ってことで、レッツゴー!
パスモとやらを買ってみる。
買ったはいいが、どうするの?かざすだけ?
ドキドキしながら改札をスルーする妻に
「君は田舎のおばちゃんか!?」ふんっ!
九段下の駅で降りると、ここでもう人の波にもまれる。
駅員さんが誘導するなか、出口へ向かう。
そして、地上に出た瞬間に、もうそこは桜・桜・桜。
すばらしいっっ!もう、ホントにすばらしいっ!ニッポンバンザイ、桜サイコー!って気分になる。
毎年来ているらしいおばちゃんが「ここからの眺めがいいのよ。私、研究しつくしてるのよ。」と得意げなのもいい。
初めて来たおばちゃんが「信じられないっ!夢のようだわ。来て良かったわ。」と感動してるのもよい。
そして、そういう会話を聞きながら、まるで千鳥ガ淵の持ち主のように誇らしい気持ちになるおばちゃんがここにいる。
いつかボートに乗って、下からこの桜を見たいものだと思うが、これまた恒例で、ボート乗り場は長蛇の列。
千鳥ガ淵緑道を歩いた後はおにぎりを食べて、次は北の丸公園へ行き、今度は上から桜を眺める。
これまたすばらしい。
私は田舎の出身である。
都会への羨望が強いわけではないが、どこかに引け目みたいなものは持っているのは否めない。
そして、その分、自然に関する分野では、唯一地方が東京に勝つ分野だと思っていた。
しかし、初めてこの千鳥ガ淵の桜を見た時「負けた」と思った。
私の田舎では、桜というと、桜の本数のみを競い、
「桜祭り」と称して提灯が下げられ、演歌がガンガン流れるというパターン。
規模こそ違えど、隅田川沿いの桜並木は、ちょっと地方のお花見のにおいがする。
それにひきかえ千鳥ガ淵。
お堀の水といい、お堀の石塀といい、遠くに見える高層ビルや東京タワーといい、
もう、すべてが桜とマッチしているのだ。
この桜の時期の、ここ千鳥ガ淵が、東京で一番好きな場所かも。
帰宅して、おでんを煮ながら、これまた恒例の写真鑑賞会。
何とビックリ、ワタクシ63枚、夫が63枚という撮影枚数。
私たちって、なんだかんだいっても、通じるものがあるわねえ~
そして、今日は、近場の臨海公園へチャリで行く。
う~ん・・ここは桜はいまひとつだわね。
ただ、観覧車と桜って構図はなかなかグッド。
しかし。あろうことか、私のデジカメはバッテリー切れ。
夫に八つ当たりした後は、しょうがないのでおやつ三昧。
持っていったリッツを食べ、スポーツ飲料を飲み、
売店で期間限定桜味ソフトクリームを食べ・・・
その度にいちいちシャッターを押す夫・・・
後で写真を見た娘から「ママ、食べてばっかり・・・」と言われる。
臨海公園からの帰りにスーパーでお昼を調達して、今度は親水公園へ。
ここの桜も綺麗で、バーベキュー広場にはたくさんの人。
ボートのスワンもフル回転である。
土曜日の朝、最終回だった「芋たこなんきん」の影響で
なにかというと「遺影用に」と言いつつ、お互いを写し合う。
冗談半分本気半分である。
すばらしいお花見三昧の二日間であった。
来年も、またその次の年も、お互いの遺影用に写真を撮り合いたいね。
コメント (2)
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