パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

芋たこなんきん

2007年04月02日 | 本・マンガ・テレビ・映画
4月2日(月)曇り
風邪気味だった夫、しかし彼は二日間の休日を、休養にあてることなく、妻と外出。
そして、帰り道「ちょっと疲れたな。体の節々が痛いし、足にくるなあ。」
そんな夫に、「お出かけした後、私が疲れる気持ちがわかった?」と変な攻撃をする妻。
そして「うん、わかったよ。で、君は、『疲れた疲れた』って言われる僕の気持ちがわかった?」と逆襲される。

土曜日の朝、娘のお弁当を作り終わった頃、ちょうどBSで芋たこなんきんの最終回が始まる。
カモカのおっちゃんが亡くなり、お葬式のシーンからである。
このお葬式の遺影がとてもいいのだ。
もともと國村隼さんが好きなのであるが、今回のこの役でますます好きになった。
ワタクシは、甘い顔というのがいまひとつで、どちらかというと、厳しそうな、きりりとしたような顔が好き。
だからレミオロメンのボーカルの子は、目が小動物的かわいさゆえ好きくないのである。
それはさておき・・・
お葬式も終わり、夜この遺影に向かって、呑みながら町子が語りかける。
このドラマが始まった時から、ワタシはこの中年カップルに自分たち夫婦を重ねていたので
思い入れも人一倍である。
もう、町子が泣けは、それはワタシが泣いてると言っていいくらいだ。
いろんなこと乗り越えてきましたよねと彼女が遺影に向かって語りかけるそのシーン、
もうワタシのなかでは、遺影は夫の顔になり、語りかけてるのはおばあさんになったワタシなのである。
(をいをい!俺が先かい?)
そして、最終回の最後のシーンに、なんと原作の田辺聖子さんと秘書の方が一瞬ではあるが出演。
これまた感動するのである。
そして、通常時間の8:15分からのもまた見て、同じ所で涙し、
さらには一週間まとめて放送される再放送までも見る。
午前中の間に3度も同じものを見る夫婦って・・・
それにしてもこのドラマのキャスティングには感心する。
田辺聖子さんのイメージにぴったりな子役の子と、藤山直美さん。
カモカのおっちゃんのイメージもドンピシャである。
そして八木沢純子さんこといしだあゆみさんもまた、
しばしばエッセイに登場する秘書さんとイメージだぶるわぁ~と思っていたが、
最後にお顔を見たらこれまたイメージどおり。
いやはやなんともすばらしかった。
いやぁ~ホントおもしろいドラマでした。
コメント (2)
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