紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

スキップ

2005-01-26 07:48:09 | 19.友人との時間
きのう、おとといと、高校時代にスキップしたり、大学時代にスキップしたり、また別の時代にスキップしたり。
中学から大学まで同じ学校に通った、沖縄県・竹富島在住のTちゃんが来京。二日間、いろいろな友だちと一緒に会った。

最初に出会ったのが中学時代。というと、まだ12歳の時なのである。それからウン十年の月日がたつが、どこか根っこの部分は、人は全く変わらないなあと思う。
人生で一番多感な時期に出会ったので、よく考えると、ただ一緒に楽しい時間を共有していただけではなかった。迷ったり、悩んだり、困ったりしたことを話していた方がずっと多かった気がする。
よく、はしがころげても可笑しい、といわれる年代だったかもしれないけど、ほんとうはそれだけではなかった。

いくつになっても、一緒にスキップできる。なおかつ、同じ時代を一緒に歩いて行ける友人、仲間がいることの幸せを、しみじみと感じた二日間であった。
つぎは、ぜひ竹富島で会いたい。

注)スキップ・・北村薫・著の小説 (新潮社刊)

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