七日にロシアの国連人権委員会の脱会について、正確な報道を
聞いていない人には国連を脱退したかのような受け取りになっていますが、
明日日本も共同提案の常任理事国が拒否権を発動する場合は自ら説明責任を負うという提案がされるというニュースであれまだロシアは脱会してなかったのという風になったのではないでしょうか。
ここのところの世界のニュースでは正確なニュースは何なのかというのが
非常にわかりづらくなっています。
リトビネンコがポロニウムで暗殺されたというニュースがかつてありましたが、その後それはフェイクで彼は生きているというニュースがあったりなんで
入手が難しいそれも誰がやったのか解ってしまうようなものを使ったのか
やはりフェイクだったのかと納得してしまうようなニュースが続いたのですが、
今回のロシアの侵攻などはチェチェン進攻の再現なのではと見たら納得が
いくし、1991年ではまだ無名のKGBの大佐で無職の彼をサンクトペトルブルグの副市長にしたことから手腕を発揮し、エリツィンに首相に任命されてチェチェン再攻で人気と知名度を決定的なものにしたという成功体験が今回のウクライナ侵攻にもあるのではないかと思わせます。
しかし、プーチンはこの戦争の結末や自身の後継とか次世代のロシアとかを
考えてのことなのでしょうか。本当はクリミア半島のように簡単に侵攻が成って
今のように世界が大騒ぎして国際社会で戦争犯罪人扱いにもならないと思っての侵攻だったのではないでしょうか。
それがFSBの職員150人追放に現れているのではないでしょうか。
今ウクライナが核放棄したから攻められたという人がいますが、これは
湯川博士の1975年の演説ではっきりと触れているように核抑止論を述べているうちは核廃絶できないと新しい世界秩序を構築せよと訴えています。
ところが現在のウクライナ侵攻は核廃絶したからだとか、ロシアの脱天然ガス、石炭のために核計画復活とか核廃絶とは逆行した動きとなっており、日本は
世界に追随するばかりでこの現象に何ら意見もなく態度もどういうエネルギー政策をとっていくのかもはっきりと示していません。
そんな緊迫状況にあるのに10日のNHKスペシャルで放送されたのはなんと
ABC予想の証明に関するものだったのです。題は数学者は宇宙をつなげるのかというもので何のことかと思ってみてみたら数学のABC予想という問題が証明されたことを紹介するものなのですが、そのABC予想がどんな問題かを明確に説明してないばかりかその説明の仕方が誰にでもわかるような言葉での説明を
目指しているかのようでいてしかし、実際は何を説明したかったか本当に見ていて悩んでしまうようなものだったのです。
NHKは馬鹿なのか天才なのかと考えてしまい、ネットでABC予想を調べてみるといくつも記事や動画が出てきます。NHK の番組ではそもそもABC予想はこうだよという説明も乏しく足し算は掛け算より厄介だという話ででも宇宙際タイヒミュラー理論というのを使って日本人望月新一氏が証明し査読もされ出版もされたが、それを明確に説明できる人がいないという状況で世界は一般の人にわかる言葉を持つ人を待っているというような態度で世界中の数学者のインタビューとなぜか苔寺の映像を使い西芳寺は世界でも有名な苔の庭園でと画像を使うもそもそも苔とは関係ない話で京大の教授だからかNHKでなんでも余裕があるからなのかとにかく謎の多い番組なのでした。さらに驚くのはこの番組で懲りずに完全版なるものがBSで放送されるのです。
日本はとことん平和なのか、馬鹿なのかと考えるこの週なのです。