アメリカで風船を撃墜してからにわかに日本の国防にも影響が及ぶ事態となりました。何年も前から日本でも同様な気球が各地で発見されニュースに出てきましたが、スパイ衛星だとか中国のものだと騒ぐこともなく来たのにかの国では中国を名指し批判したのです。それに答え中国は民間の気球で不可抗力と反論し、米は戦闘機により撃墜し部品を解析するに及んだのです。これに怒った中国は何年も前から米の気球が中国を飛んでるといいだしました。米はアメリカの気球が中国の上空を飛んだことはないと反論。さて、日本はやっと中国政府に日本で気球を飛ばしたか問い合わせ防衛省の政治家幹部が領空侵犯として撃墜が可能か検討をはじめるというでおくれ対応です。ニュースでは防衛省OBの話として撃墜は技術的に難しいと明かしています。日本の技術をもってすれば風船ごときは容易く撃墜はできるはず。しかし、軍事的に今ある技術と技能では無理となると国家的には問題です。さらに今さら防衛省では攻撃された場合しか武器使用できないと言い出し、日本にはスパイされようが情報や機密を守る組織も法もないことを知らさせるのです。本当にアメリカに守られていると信じての今までの行動なのか法整備も含めてみていきたいところですが野党から目立った発言もなく相変わらず政治の貧困を感じるのです。地球上くまなく衛星で覗ける時代なので気球ごときでやりあっても意味がないのですが、日常的に領空やら領海やらを侵犯してくるのは日常茶飯事でいちいち報道されませんがスクランブルや沿岸警備艇は臨場しています。法の支配や法に従う国際社会のために日本は何をすべきかこれは今後重要になります。ただ、敵基地攻撃能力を持つことや軍事費の増額など閣議決定だけで決めてしまう今のままでいいわけはなく次の段階へ進まねばなりません。コロナに戦争に温暖化に地震と困難な時代になぜ世界は珈琲一杯の安らぎの共有ができないのでしょうか。日本は放棄しても世界では未だ隙あらばという国が多いという現実をどうにかして変えていかなくてはいけません。しかし、どうやってということですが、みんなで考えるしかないでしょう。珈琲一杯の幸福が共有できるのなら手はあります。
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