King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

真夏の珈琲

2023年07月29日 10時07分12秒 | 珈琲
毎日暑い日が続きますが、テレビで冷房を使えとかエアコンを使用せよというものだからお年寄りの家庭も今ではエアコンをつけてる人は増えているらしいです。しかし、ネットでお年寄りの家の介護訪問をしてる方の報告で6件でエアコンの設定が暖房だったというのがありました。
昨年の夏はまだコロナの中で密になるなといわれてたわけですが、今年はそれもなくなり早くもお盆休みの混雑予報が出ていますがコロナは未だなくなってわけでなく毎日数が報道されなくなっただけです。
それと同様、いちいち報道されませんがスイカとうなぎといった真夏の味覚がものすごい値上がりでスイカなど6割高、輸入蒲焼きも4割りから6割高、国内養殖も倍の値段など激しい高さです。
そんな中、日銀はゼロ金利から金利調整という歴史的転換にやっと舵を切りました。それは単純な利上げでなく国債の大量購入が伴うもので更なる危険水域に踏み込んだかのような感があります。
とはいえ先週までは物価目標2%に達してないと利上げを躊躇していたものがFRBの利上げとまた利上げがあるとする予告付きによいよ重い腰をあげなくてはならなくなったという感じです。しかし、日本の0.5%に対して欧米は5.25と格差は歴然です。日本ではいくらでも借りられるという感じは強くより日本の円相場に関心は向くのでしょう。日本の富が海外に流れる状況は避けたいものです。
珈琲豆も為替により更に値上がりする可能性もあります。買うのがむずかしくなりつつあります。インドネシアの豆は昨年の台風と火山の被害と中国の買い付け増加でまったく様相が変わってしまった感じです。この地域はブランド豆も多くそれらの多くは入ってこなくなりトラジャなど日本が開発したような豆は倍近く値上がりしています。でも買えなくなったわけではありません。焙煎の工夫でやりくりもできる部分もあります。逆にここまで高くなるともっと高いケニヤも試してみるかということにもなったりしてますが安くても不味かったら飲むのを諦める人は増えるとおもいます。ですから味の維持には気を遣います。そんな意味ではパナマのゲイシャより安い謙気発酵の豆はお勧めなのかもしれません。それに今の暑さの中でホットで飲んで苦になりません。これは不思議な感覚で是非味わってみていただきたいとおもいます。夏だからアイスコーヒーなんて短絡的なものでなく真夏こそこのような珈琲を味わってその奥深さに触れていただきたいとおもいます。
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