King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

真夏の珈琲補足

2023年07月29日 15時51分28秒 | 珈琲
いやあ。この暑さの中でも普通に普通の豆を買いにいらっしゃる方がいる土曜日です。私はこの暑さのなか豆を焼きアイスの注文をこなします。
それらはみなフルシティのギリギリまで加熱する焼き方になるので釜に付きっきりの作業です。
今焼いているのはパプアニューギニアやマンデリン、コロンビアと皆深煎りの効く豆ばかりです。さて、焙煎により工夫して高値に対抗すると書きましたがあまり手の内を晒すようで書かずにと思ったのですがこんな暑さだからやはり書いておく方がいいかと思い追記します。まずなんでこんな暑いときに深煎りの豆がいいのかということですが、これはこのみなので一年中きれいな酸味が際立つシティの初鳴りで止めた豆を欲しいという方もいますし、ケニアやバプアニューギニアの深煎りを欲しい方もいます。ただ酸味の表情が変わるエルサルバドルのパカマラやブラジルのカルモデミナスやモジアナの豆をじっくり味わうには暑すぎると感じもっと安くてポピュラー豆を焙煎度を変えて楽しむのも賢いのかなあと思うのです。でも注文に従うのでこちらの思い込みばかりを押し付けるのも憚られます。冷房の効いた部屋が当たり前なら一年中同じいつもの豆でいいわけですからこんな時こそじっくり試飲してお気に入りの豆を選んでもらうのがいいのかもしれません。とはいえ買う方もこの暑さだと試飲まで考えてないので夏は深煎りでアイスにもできるしホットでもということになるわけです。当たり前すぎますが、深煎りの効く豆はそれだけではないのです。まあこれ以上はさすがに晒せないか。来店の時にでもお話しします。

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