INAXギャラリーの後は、南港のATCへ。
ATCの11階にある「ATCエイジレスセンター」へ子供たちと共に社会見学へやってきた。
ここは日本で唯一の福祉・介護・健康関連の体験型常設展示場なのだ。
家族みんなで様々な体験をしてみた。
まずは車椅子体験から。
車椅子に乗って設置されたコース上を通ってみる。
コース上には段差や石畳、ドアなどが設置されているのだが、普段何気なく歩いているような段差でも車椅子だと結構気になったり、通りにくかったりするということがよくわかる。
さまざまな種類の車椅子の展示。
パラリンピックなどで使われているテニス用やバスケ用の車椅子も。
そしてこちらは高齢者擬似体験コーナー。
足に特別な装具をつけ、腰をかがめて歩いてみると気分は高齢者。
足がなかなか思うように上がらなかったり、と階段も大変だ。
こちらは「世界一の癒しロボット」としてギネスブックに認定されている、たてごとアザラシの赤ちゃんをモデルにしたというパロちゃん。
なでたり、話しかけたりすると声を出して喜んだりと反応が返ってくる。
なんと、ほんのり温かい体温設定までも。
病院や高齢者向け施設などで活躍してるそう。
このロボットは一体、35万円だとか。
目の不自由な方やお年寄りの為に一工夫された商品なども。
点字つきのものや触ると分かるものなどなど・・
この電子レンジのような機械は、なんと、カロリー計算機だそう。
作った後の料理を入れるだけでカロリーが分かるという、画期的な機械。
病院や企業などの食堂で使われているという。
価格はさすがに300万円とお高い。
こちらは話相手になってくれるロボット。
この他にもユニバーサルデザインの家具や電動車椅子や介護用リフトなどいろいろと最先端の介護や福祉関係の設備を見ることができた。
我が家の家族は今のところは幸い健康でいるので、これらの機器とは今まで無縁だったが、障害のある方や高齢者の立場に立ってみるというなかなかできない体験ができる貴重な施設だなあと思った。