異食文化の会、先週もやったところなのだが、去年の分?が押してて今月は二回目を開催。
夏にハワイへ行ったIさんがアメリカ料理の会に招いてくれた。
アメリカ料理で思い浮かぶのは大味、大雑把、合理的な料理というイメージ。
調べてみると、やはりアメリカ人はなんでも手軽で合理的なものを好み、保存の効く食材(冷凍食品や缶詰)を使って手間を掛けずスピーディーに調理するということが主流だそう。
Iさんがハワイで買ってきてくれた手軽に作れるお菓子や料理の素。
この中の粉末状のポテトサラダの素を使ってポテトサラダを作ってみた。
パッケージを開け、水を加えレンジでチンするだけでいとも簡単にポテトサラダができた。
もうひとつ粉末のレモンティーも。
ペットボトルの水に粉末を入れるだけでほぼ混ぜる手間もなく瞬時にレモンティーが出来上がった。
すごい!ほぼ手間いらずなアメリカ~ンな料理の素の数々・・
こちらはスパムで作ったスパム握りと、Kさんが作ってきてくれたカリフォルニアロール。
こちらはハワイではポピュラーな食べ物「ポキ」
マグロをごま油と岩塩、オゴという海藻で和え、アボガドを添えたもの。
そしてこれはガーリックシュリンプ。
ハワイのオアフ島カフクという所ではエビの養殖が盛んだそうで、そこではエビはこのようにガーリック漬けにしたものを炒めて食べるのが美味しいと評判だとか。
私はアメリカ料理の合理性を追究?し冷凍のグリーンピースに缶詰のコーンを使ったスピーディーな料理、アメリカ原住民であるインディアンの料理でもある、サコタッシュというものを作ってみた。
本来は豆はグリーンピースではなくライマビーンズというものを使うのだそう。
もう一人のKさんはアメリカ式ビスケットを。
あのケンタッキーのビスケットそっくりな味で、メイプルシロップを掛けて食べるとすごくおいしい~気に入った!
Kさんは1年間ほどアメリカで暮らしたことがあって、その時に驚くべきアメリカ人の食生活を目の当たりにしたのだそう。
とても最後まで食べられないような味付けで、膨大な量の料理を作り、残ると簡単に捨ててしまうのだという。
調理に手間を掛けてないだけに料理に対して愛情も薄いのか?もったいないという精神がないのか・・?
Iさんはいろいろな風味のついたマカデミアナッツやコナコーヒー風味のチョコレートなどもふるまってくれた。
私はデザートにアメリカ料理とは全然関係ない、以前一度料理教室で作ったことのあるフランスの新年を祝うお菓子、「ガレットデノア」を作って行った。
もちろん冷凍パイシートを使って。表面に描いているのは月桂樹の葉の模様。
娘が作った陶器のフェーブを忍ばしてみたが、この時皆が食べた中には入ってなかった~
Kさんはパイ生地から作ったアイスクリームが添えられたアメリカンアップルパイを。
Iさんはハワイのお菓子の素を使ってココナッツゼリーやコーヒーゼリーも。
この日も満腹!食べ過ぎた~
ここにある料理を全部平らげたわけじゃないけど・・やっぱり食べ過ぎ;
この日はアメリカ料理を味わいつつアメリカの食文化や国民性を少し理解することができた・・
でも日本もこの頃の冷凍食品やお惣菜やファーストフードなどの充実ぶりを考えるとずいぶんとアメリカ化してきてるんだろうなあ。