山口県のお土産に、「かすてらせんべい」というものをいただいた。
小麦粉と卵などを混ぜた生地を板状に焼いた後、筒状に巻いたお菓子。
割れないように、エアキャップで包装されていて、
せんべいと一緒にブリキの小型ノコギリがついていた。
なんだか面白そう~
備えつけの小さなノコギリでせんべいを切って食べるのだ。
割れないように切るにはちょっとしたコツがいりそう。
やわらかいものを包丁で切るのとは違って、木を切るような要領で?!
もともと固い乾燥したものなので切り終えると切りくずが辺りに散乱;
これをこのまませんべいとして食べてもいいし、
濡れ布巾や霧吹きなどで水分を吸収させてやわらかくし、「カステラ」として食べてもいいそう。
しかし、カステラと言っても今でいうカステラではなく昭和初期にできたお菓子なので、
当時の人はこういう「ぼうろ」のようなものをカステラと称して食べていたのだそう。
素朴でなつかしい味わいのお菓子だった。
珍しいお土産ありがとう~