富山では銅器工場の能作見学の後、射水市大島にあるへちま産業へやってきた。
こちらは30年ほど前、一村一品運動によりへちまで町おこしを図ってからへちまの栽培が盛んになり定着。
それ以来大島ではへちまの加工品が特産物となっているそう。
無農薬で育てられているへちま畑へ。
真っ直ぐに長いへちまを採取するために棚上に吊るして栽培されるへちまは思ったより巨大。
巨大なへちまが何本も吊るされる様は壮観~
採取するのはもう少し黄色味を帯びてしわが寄ってきたもの。
採取されたへちまは水に浸けて皮を手作業ではがされる。
そして天日干しに。
へちま水はこんな風に実が完熟したへちまの茎から採られる。
一晩で一升瓶一本分溜まるとか。
へちま水には肌の新陳代謝をよくするサポニンなどが含まれていて化粧水などに加工される。
へちまの雄花
こちらは雌花。
花の下がへちまの実になる
工場に戻ってきた。
天日干しした後のへちま。
吸水性と通気性があるので靴の中敷きに加工されたり
こちらは帯まくらに加工されてるところ。
こちらは採取したへちま水をためておくタンク。
そしてへちまを材料に使った製品いろいろ。
和紙のような風合いのへちまの繊維で作られたルームランプも面白い。
最後にはお土産まで頂いて、至れりつくせりの楽しい見学だった。