豆腐の工場見学の後は大東市にある川村義肢へやってきた。
川村義肢は義手や義足などの義肢やリハビリテーション製品の製造などさまざまな福祉用具を取り扱ってる会社。
こちらの工場見学ツアーへ参加した。
義手や義足はオーダーメイド。
採寸、採型を経てお客さんひとりひとりに合わせて微調整しながらじっくり作られる。
義肢は体型が変わった場合、子供の場合だと成長に応じてその都度作りなおすことになる。
装着したまま温泉に入ることができる義足など、常にお客さんの立場に立った商品を開発されているのだそう。
ギプスモデルの製造室。
長年の勘により程よい硬さに石膏を手で練り上げる職人さん。
車いすは製造はされていないが修理やメンテナンス、使いやすくするための改造などを行っている。
発達障害児のための感覚統合訓練器具の製造も。
そして義肢装具の歴史展示室へ。
最初の頃は竹で覆われただけのような粗末なものから、今では本当の足と見紛うような精巧な義足が作られるようになるまでの変遷を見る。
こんな作業用の義手なども。
スポーツ用の義足もあり、デザイン性を考えたおしゃれなものもいろいろ。
川村義肢ではこのような人口ボディも作られていてかなりリアル。
病気やけがなどで体の一部をなくされた人にとっては
いざというときにはこういうものがあると知っているだけでも心の支えになるのだとのこと。
一階は福祉用具のショールームになっていて、さまざまな用具を試すこともできる。
子供たちは車いす体験をさせてもらっていた。