熊本の飴といえば、「朝鮮飴」は有名だけど、今回お土産屋さんで見つけたのは「高瀬飴」
高瀬飴は江戸末期、兵糧として考案された玉名市に伝わる飴だそう。
高瀬(現、玉名市)が水運の要衝として栄え、菊池川流域でとれた上質なコメが集まったことから
当時入手困難な砂糖に代えて、米を原料とした飴づくりが推奨され、高瀬に多くの飴屋が生まれたのだとか。
現在残っている三軒の老舗のうちの野田飴老舗のものを購入。
麦芽水飴が原料の飴でシンプルな棒状のものもあるが、私が購入したのは黒砂糖と生姜入りの円形のもの。
食べてみるとじわっと甘く素朴な味わい。
想像通りやはり歯にくっついて食べにくい・・歯の詰め物が取れないよう気をつけて食べねば。
玉名では千歳飴もこの高瀬飴らしい。
さらに地元ではお菓子としてだけではなく、魚の煮付けや大学芋の飴として使われたりもするのだそう。
砂糖やみりんに比べてコクが出て美味しいのだとか。
ふーん・・今度やってみよう~