広島市江波山気象館へ行った後、10時に予約していた広島市環境局中工場へ訪れた。
ここは以前、子供の塾の先生(建築科の)にオススメと教えてもらったところでいつか広島へ
行ったら見に行こうと思ってた。
予約をすれば土日でも見学できるようになったみたい。
箱型のシンプルな外観を持つこのごみ焼却場は2004年、谷口吉生設計により建てられた。
一見、ごみ焼却場とは思えないようなすっきりと美しいデザイン。
案内人の方に付き添ってもらい、ひととおり施設内を案内していただいた。
建物は見学者を想定して、見せる造りとなっている。
美術館?!のように美しい工場内。
ガラスの歩行者通路、エコリウムを見下ろす。
ごみピットの中のごみを撹拌するクレーン。
ごみピットでは最大4200トンのごみを溜めることができるとか。
クレーンが目の前の焼却炉の上までごみを運んできた。
クレーンは一度に9トンのゴミをつかむことができるという。
ゴミを焼却炉に投下。
埃が舞い、ゴミが落ちてゆく様子は迫力いっぱい。
アトリウムへ降りてきた。
こちらはこの工場の真ん中を分断する形で通路が造られていて、ガラス越しに焼却施設を見ることができる。
メタリックな排ガス処理設備。
焼却炉でゴミを燃やす際に発生する排ガスに含まれる有毒物質を取り除くところ。
清掃車もアートっぽく展示されている。
エコリウムの先は海。
きもちのいいテラス。
テラスからエコリウムを見たところ。
外観は本当にシンプル。
以前に見た大阪のゴミ処理施設、有機的デザインの舞洲工場とは対照的↓
フンデルトヴァッサーの舞洲工場&舞洲スラッジセンター