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東京建築巡り2016【西郊ロッジング&タカセ本店&婦人の友社】

2016-03-02 | 東京建築巡り2016


大田黒記念館に立ち寄った後は荷物を置きに旅館西郊へ。
こちらの建物は隣接する西郊ロッジング。
登録有形文化財の賃貸住宅になっている。
こちらは賃貸なので宿泊はできないのだけど、ぜひ中を見せてもらいたいなと、
この日、帰りが遅くなれば見せてもらう機会を逃しそうだったので、
旅館の女将さんにお願いして見せてもらうことに。





中は、階段や廊下、玄関の照明などには建築当初の面影が残されている。
暗くなってから明かりが灯るともっと雰囲気はいいそう。





外観はこんなアイアンの装飾つきの丸窓があったり





入り口のドアなどは新しく替えられたものだけど、雰囲気に合うような取っ手を付けられていたりと、
住みやすさと雰囲気とをいろいろ考慮して維持されておられるようだ。
部屋を借りる方々の年代も20代から30代の若い人が多いのだとか。
いいなぁ、登録有形文化財のこんなレトロで素敵なアパートに住めたらちょっと自慢できるかも?!





階段のステップの石も雰囲気作りのために庭石だったか?別の箇所で使われていたのものを再利用したという。





私が泊るのはこの旅館の方。
昔?は結婚披露宴の会場としても使われていたんだなあ。





玄関はこちら。
旅館西郊の内部は翌朝案内して頂いたので、後日アップ予定。





その後、友人と待ち合わせの池袋へ。
なぜ池袋なのかというと、ランチの後友人に付き合ってもらって自由学園明日館の見学に行こうと思ってたから;
しかも待ち合わせしたランチ場所はおしゃれなカフェでもない老舗の洋食レストラン、タカセ本店。
昭和レトロぽさを期待してたけど、期待したほど濃いい雰囲気ではなくてちょっと拍子抜けしてしまったけど
1階のベーカリーには懐かしい雰囲気のパンやお菓子もいろいろあって楽しかった。





レトロ可愛い看板





3階のグリルで頂いた日替わりランチは老舗の洋食店らしく美味しかった。
会社時代の同期の友人と超久々に会ったのだけど変わってない雰囲気がうれしかった。
しばらく会ってなかったので積もる話もゆっくりして、
その後2時から見学ツアーがあるという自由学園明日館へ向かった。





近くまできて、ただならぬ雰囲気のビルを発見。
婦人の友社という出版会社のビルのようだ。





Y字型の窓の桟





こんなアールデコっぽい窓も





玄関ホールをちょっと覗いてみると大谷石で囲まれた空間
なんとなくライトっぽい雰囲気が





後で調べてみると昭和38年に建てられたライトの弟子、遠藤新の二男遠藤楽設計の作品だった。

そしていよいよ明日館へ・・


コメント
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