
旅館西郊に宿泊した翌朝、女将さんに他の部屋を見せて頂けないかとお願いすると、案内して頂くことができた。
あちらこちらに銘木が使われている館内

大広間

お部屋全体はシンプルだったが、床の間はやはり凝っていて、床柱は思いきり節のあるものが使われていたり、
網目のような形状が面白い竹が使われていたり

客室も一部屋見せて頂けた。
女将さんのお話では、当初は全て洋室になっていて各部屋にはマントルピースが取り付けられてたという。

戦後、全ての部屋は和室に改装され、現在もそのまま使われている。
どの部屋も内装は異なっていて、こちらのお部屋も舟底天井や銘木が使われた床の間、丸窓などの細やかな細工など
昔の職人さんの技があちこちにみられた。


手前のお部屋は網代天井


2階から庭を眺めたところ


当初からある非常口の看板

こちらの裏の階段も改築前からのもの

石が敷かれたこんな廊下も


銘木がふんだんに使われ、細やかな職人技が光る細工が施された館内をじっくり堪能することができた。