m's diary

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東京建築巡り2016【目白聖公会&目白が丘教会】

2016-03-09 | 東京建築巡り2016


池袋の自由学園明日館を見学後、友人Mさんと別れた後は、日が落ちるまでまだ時間がありそうだったので、
引き続き目白の建築巡りへ。

まず最初にやってきたのは昭和4年に建てられた目白聖公会の聖シプリアン聖堂。









玄関ホール













素晴らしかったのがステンドグラス。
イギリスの修道院で使われていたものを、建物の老朽化に伴う移転時にこちらの教会が無償で譲り受けたものだそう。
製作時期は明治22年頃のものだそうで、昭和60年にこちらの聖堂に設置されたという。





聖家族の神殿奉献を主題にしたステンドグラスは全部で12枚あり、
写実的で細やかなデザインであるのに驚いた。













ステンドグラスが本当に美しかった。













次に訪れたのが日本パブテストキリスト教目白が丘教会。
昭和25年に遠藤新設計によるもので、最後の作品なのだそう。
遠藤新自身の葬儀もこちらの教会で行われたとか。









祭壇上と入り口上部に付けられた大きな丸窓には和な雰囲気の格子模様





鐘楼と十字架が付けられた塔





大谷石があしらわれたエントランス兼隣接する幼稚園との渡り廊下。
教会なのに和風の引き戸に少し違和感を感じながら、
内部を見せてもらえないだろうかと声をかけると
隣接する幼稚園の方の方が出てこられて、快く招き入れて頂けた。





ちょうど建物に詳しい方がいないので、何も説明できないのですがと、申し訳なさそうに言われ
見せて頂けるだけで有難いのにとこちらが恐縮してしまった;
写真を撮りたいと言うと照明も付けてくださった。





シンプルな空間に合うシャンデリア





大きく緩やかなアーチと連続する窓





教会に隣接する幼稚園の行事ごとではこちらの教会も使われるそうで、ちょうど翌日が発表会とのこと。
ちなみに幼稚園の方は遠藤新の二男、遠藤楽の設計。


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