イケフェス、最後にやってきたのは住友ビルディングのガイドツアー。
帰る道すがら、ちょうどツアーが始まる時間だったので参加することに。
住友ビルディングは昭和37年に建てられた延床面積、西日本最大のビル。
現在も賃貸オフィスビルの1階当たりの床面積としては大阪最大のマンモスビルだそう。
エレベーターホールも広大。
最近の改装時に階数によってカーペットの色を変えるなど、表示をわかりやすく工夫されたそう。
大理石の壁にシンプルな時計。
当時のままのデザインが残る会議室へ。
会議室へアプローチは木に囲まれた空間に。
会議室の中も竣工当時の木の壁面が残されている。
なんと窓側は木の壁面が自動で開閉できるようになっていた。
閉ざされてた壁面はブラインドのように90度回転し、外の光が取り込めるようになっている。
閉じられた空間から木の壁が開いて外の景色が飛び込んでくるのはあっと驚く仕掛けだなあ。
そして食堂。
こちらも天井や壁面などは当時のままだそう。
間接照明が使われた天井。
大きく切り取られた窓からは中の島のビル群が眺められる絶景が広がる。
食堂に隣接する会議室。
普段はなかなか潜入することはできない巨大なオフィスビルのツアー、参加できてよかった。
住友ビルディングを出て、淀屋橋を渡ると日本銀行大阪支店の建物。
こちらも以前、見学ツアーに参加→☆
昭和10年開店の大阪最古級のバー、堂島サンボアバー
タイルのファサードが素敵な阪口ビル
日本橋の食堂園を見たので、新地の食道園もチェック。
レースのようなファサードのビル。
地下へ下りる階段にこんなかわいいタイルが入れられてたビルも。
手描き風の動物模様がリアルに描かれてるタイル。
この鳥も可愛いなあ。
タイルも一枚一枚の縁が波打ってるのがクラフト感あるなあ。
透明感のあるきれいなグリーンのタイル。
こちらのグリーンのタイルもやきものの風合い。
溝を彫りこんだような模様のタイルの面白い。
こんなテラゾー仕上げの床も見つけた。
雨の中よく歩き、いろいろと楽しいものを発見できたイケフェスの一日だった。