昨日はぷにょさんとGW旅の打ち合わせに都島のトヨクニハウスにあるトヨクニコーヒーへ訪れた。
トヨクニハウスは日本最古の現役RC集合住宅。
昭和7年に分譲住宅として建てられた集合住宅で、現在は賃貸住宅として利用されている。
わぁーそれにしてもいい感じ、今もここに住んでる人がいるなんてすごいことだなあ。
トヨクニハウスのある一帯だけは他と違う空気に包まれてた。
アールデコデザインの丸窓。
そしてその中の1軒でトヨクニコーヒーが営業中。
錆びた看板が建物とぴったりマッチ。
低めの門柱と門が可愛い。
玄関に入ると、正面には丸窓。
スチール製の桟が入れられている。
小さな玄関にはコンパクトな造り付けの靴箱兼飾り棚もある。
洋室と和室の二部屋が喫茶室に。
ドアの仕切りは取り払われ、その上にある欄間が素敵。
当時はさぞモダンな住宅だったんだろうなあ。
椅子席の奥は厨房。
懐かしい雰囲気の喫茶室はこじんまりと居心地がいい。
グラスもレトロで可愛いなあ。
私たちは畳席に陣取った。
テーブルの上に資料を広げて打ち合わせしてると、どこかの家の居間にいるかのような気分。
昭和レトロなコレクションもいろいろ。
押入れの下には頭打ちそうだけど、こんなかわいい席も用意されてた。
玄関の丸窓を部屋側から見ると、和室だからか和風な格子が入れられてた。
トイレのドア。
ドア前にはかわいい洗面台も。
トイレのドアを開けると、色ガラスの入ったこんな丸窓が、きれい!
廊下の柱に掛かってた、この状差しもいいなあ。
カフェを出た後は、トヨクニハウスの周りをぐるりと一周。
トイレのステンドグラスを外から見たところ。
緑に覆われた棟もあって、一層よい雰囲気を醸してた。
門柱両脇に置かれてたガーゴイル。
住人の影が見えない棟もあったが、
お住まいになられてる棟は植栽がされてたり、美しく住まわれている様子が感じられてうれしくなった。
この雰囲気のまま末永く使い続けられて欲しいなあ。