先日、友人二人と篠山へ訪れてきた。
Iさが行きつけてる篠山へお花見がてら行こうという計画だったのだけど、
なんとその日は雨模様で、途中からかなりの豪雨に・・
最初にランチに訪れた山里料理まえ川。
江戸時代に建てられたお茶屋だった建物が、改装され、
食事処とNIPPONIAというホテルの宿泊棟になっている。
旬の山菜などを使った料理が木の切り株のようなトレイに並ぶ。
春を感じる盛り付けがうれしいな。
最後はちょっとお上品なデザートで〆
食事処の奥は宿泊棟になっていて、見学可。
通り庭がはしる町屋の造りが見られる。
奥へ行くと、オレンジ色の鮮やかなタイルと煉瓦に囲まれたおくどさんがあった。
吹き抜けの開放的な空間。
NIPPONIAはこの棟以外にも後4棟あるようで、それぞれ伝統家屋をリノベーションした宿泊施設になってるようだ。
お店を出た後、車に乗ってる時にちらっと見えたタイルを見に走ってきた。
お店のウィンドウの下に貼られてたいい色のタイル。
このタイルも色味はよく見かけるけど、年輪風の地模様が入ってる。
その後、Iさんがチェックしてくれてた寛政9年創業の老舗酒造、鳳鳴酒の酒蔵見学へ。
クラシックが流れるスピーカーがつけられていた醗酵タンクがあって、
その振動で酵母菌が活性化されて味がまろやかになるとか・・
皆が酒蔵で試飲してる間、ちょっとひとっ走り。
こちらも車の中からチェックしてたタバコ屋さんのタイル。
ふっくらモザイクタイル、ミントグリーンが鮮やか
洋風建築の現役医院も見つけた。
篠山市立歴史美術館本館。
建物は、明治24年建築の日本最古の木造裁判所、篠山地方裁判所が使われてる。
この後はお土産屋さんなどが並ぶにぎやかな通りを皆で歩いた。
骨董屋さんなどを冷やかしながら。
途中、バングラディッシュの製品を売るお店があった。
バングラディッシュの村をよくする会を主催され、活動をされてるおじさんがいて、
私がタイルハントへひとっ走り行って帰ってきたら
IさんとKさんはすっかり話し込んでいた。
そのおじさんはバングラディッシュツアーも時々開催されてるようで、二人はすっかり行く気満々になってた。
週末には手作りのカレーランチがあるそうで、
ぜひ食べてみたいなあ。
履物屋さんのショーケース下のモザイクタイル。
こんなブルー系玉石タイルが貼られたお店も。
ちょっとアートな模様が入ったモザイクタイル。
ガムテープが痛々しいショーケース。
そして、この日一番の素敵なたたずまいだった美容室、みさき美容室。
ブルーの色ガラスが入った爽やかなガラスブロックに繊細で優雅な面格子、
そして何と言ってもこの美しい宇宙色のタイル。
このタイルがファサードの両脇の柱にびっしり貼られてる。
真ん中の淡いレンガ色のタイルが宇宙色を引き立てる。
この後は河原町妻入商家群の方へ移動。
つづく・