ああ、新潟と鳥取がまだ途中・・
一旦新潟に戻ってと、2日目は凌雲閣とうって変わって、新潟駅前の驚くお値段の安ホテルに泊まった。
が、なんの不都合もなく快適!
私にとっては隅々まで堪能した凌雲閣も2日目の安宿もコスパでいえば最高レベル。
2日目は朝食がついてなかったので、ぷにょさんと朝ごはんをどうしようか?と
市場で海鮮丼の朝食か?純喫茶でモーニングか?
悩んだ末、その後の見学方向でもある古町にある純喫茶カリヨンへやって来た。
1階がパン屋さんの2階にある喫茶店。
階段を上がって2階へ。
大きなフリルのついた照明の傘がかわいい。
階段と同じ照明が喫茶室にもぶら下がる。
フレスコ画ぽい壁画が
モーニングのパンは1階のパン屋のものだそうで、
トーストの他にもいろんなパンがあった。
クラゲが泳いでる・・と思ったら、これは作り物で、水流だけでクラゲの動きを
作り出してるそう。ついついじっと見入ってしまった。
入って左奥にも又雰囲気の違う客席があった。
天井はこんな装飾が入ったガラスが使われていて、ぶどう棚みたいになってて可愛いかった。
モーニングを食べ、この日の行先を確認して出発。
ここの地下鉄への降り口がまるでパリの地下鉄の入口みたい・・
アールヌーヴォー色の強い装飾。
優雅な曲線模様が貼り付く。
他の入口もパリっぽいのか?と思ったけど、他はごく普通だった。
新潟カトリック教会へ。
昭和2年に建てられたロマネスクとルネサンス様式の折衷様式の聖堂。
天辺に十字架のついた二つの塔が目を引く。
入口は開いていたので、中にいた神父さんに声をかけてみると、
お葬式の準備中のようだったが、少し見せて頂くことができた。
ステンドグラスに囲まれた祭壇。
ステンドグラスが多種多様であちこちに入れられていた。
こちらは大正10年に建てられた旧新潟県副知事公舎をリノベーションしたというイタリアンレストラン、「ネルソンの庭」
洋館と和館からなる建物で、和館がレストランの入口になっていて、
入口がシースルーのガラスのドアに。
斬新なリノベーション・・
行きに通った時にはまだ閉まっていたのだけど、
お昼過ぎにランチをしようとやってきたら、満席で予約でいっぱいになってた;
しかし店員さんに中を少し見せて欲しいとお願いしたら、快く見せて頂くことができた。
洋館部分の内部は夜にバーとして使用されているようで、ブルーの壁紙と
ビビッドカラーのソファとの組み合わせが思い切ったコーディネイトだなあ。
縦長窓がコーナーに4つも並んでいてとても明るく開放的。
昼間もランチ席として使えばいいのになあ。
そして和館の方へ行ってみると、むき出しの梁は白く塗られて、大きく採られた窓にピンク色の壁紙と
こちらも大胆に改装されてる。
そして和室がそのまま残された一画も。
こちらは客席ではなくギャラリーとして使われているよう。
純和風の部屋に置かれたビビッドカラーなソファやガラスの照明もそれなりになじんでいて斬新コーディネート。
こんな書院の建具もそのまま残されていた。
大胆なリノベーションと新旧の融合?が面白い建物だった。