北方文化博物館分館の後にやってきた砂丘館。
砂丘館は旧日本銀行新潟支店長役宅だった建物。
昭和8年に建てられ、8代から37代までの30人の支店長が居住したという。
現在は芸術・文化施設として公開、貸出しが行われている。
玄関の脇には洋風の応接間が設けられていて、この部屋はカフェとしても使用されていて
お茶をすることもできるようだ。
応接室に続く書斎は現在受付&ショップになっていた。
この衝立も古いもののようで、よく見ると動植物がたくさん合わさった可愛いデザイン
書斎の奥には和室部分が続き、座敷、居間、茶の間、更に奥座敷が二部屋と奥へと部屋がつながっている。
中央には廊下があって、接客、生活空間と家事空間が区別され、プライバシーを重視した間取りになっているのだそう。
二階の客間の床の間。
今まで見てきた豪農、豪商の邸宅に比べると比較的簡素なイメージだけど、
十分立派な邸宅で、すごい家ばかり見過ぎてだんだん感覚がマヒしてきた・・
二階の客間の欄間は竹の透かし彫りがあしらわれている。
その後訪れたのは、旧市長公舎である「安吾 風の館」
大正11年に建てられたもので、この近くに坂口安吾の生家跡があることから
安吾の資料館となっている。
この辺りは市の中心部を見下ろせる絶好の位置にあるそう。
旧公舎は市長の居住、執務、そして重要な来賓を招く場として使用されてきたそう。
玄関から入って左側はこちらの座敷をはじめ、現在展示室となってる洋風応接間、待合室など公的な
空間になっていて、右側は市長の生活空間(非公開)となっているそう。
庭園は平成4年に造られたもので枯山水の伝統的様式と芝庭を調和させた現代庭園になっているそう。
新潟師範学校記念館。昭和4年建築。
現在は新潟大学のあさひまち展示館として、学内所蔵貴重学術資料の一般公開がされてる。
雨がひどくて、通りすがりに写真とるのでいっぱいいっぱい;