池袋から上野にやってきた。
上野では、そろそろ疲れる頃なのでまずお茶しようと、チェックしていた純喫茶「古城」へ行ったのだが、、ちょうど店内でロケをしているようで、お店に入れず。
次に王城へ向かったのだが、そこも長蛇の列。
そして、その近くの「ギャラン」へやってきた。
ここは、かろうじて入れたのだが、
平日の昼間だというのに、人がぎっしりな上、タバコの煙がモクモクと
とりあえず、入ってしまったので、
タイルなどを観察し、
トイレにも行って、トイレのタイルもチェック。
ちょうど甘いものが食べたくなっていたので、2人でフルーツパフェを食べて、そそくさと外へ。
この日は月曜日だったので、上野の美術館、博物館などは休館日で、
中には入れないが、いくつかの建物を見に散策。
まずは駅前にある
昭和36年前川國男設計により建てられた東京文化会館。
星空のようなロビーの照明
床にちりばめられた三角形のタイルは落ち葉を表しているのだとか。
ところどころに茶色の落ち葉が集まっている感じ?
コンクリーとの外観に、目の覚めるような青と赤の扉。
そして上野のトイレミュージアムへ。
東京藝術大学が手掛けたというアートが、トイレの中で味わうことができる。
多目的トイレの中は、壁面いっぱいに象の親子?がタイルで表されていて、その象の周りはモザイクタイルでおおわれていた。
個室の中はそれぞれ、動物がメインになっていて、
壁面だけを見ていると、とてもトイレとは思えぬような空間が広がる。
中へ入って扉を閉めると、扉内側に動物が描かれていたみたい・・
この個室はパンダだったようで、帰ってから知った。
周りに貼られてるタイルはその動物の排泄物らしい。
パンダの排泄物って、、笹を食べるので緑混じりなのか?
こちらの扉はペンギンが描かれていたようだ。
ペンギンの排泄物は形が独特。
こちらはキリン。
それぞれデフォルメされてるのだろうけど、動物によって排泄物の形、色が
さまざまでおもしろい。
誰もいないのをいいことに、ちらっと覗き込んだ男子トイレには、
こんな美しいモザイクタイルが。
ふっくらした雀がかわいい。
楽しいトイレミュージアムだった。
そして、東京芸大の最古の煉瓦建築を見に行こうと歩いていると、ぽつんとあったブルーの扉のかわいい建物。
看板によると、昭和8年に建てられたという旧博物館動物園駅で三方の入口があり、地下へと続いていたそうだ。市民の保存活動により残されたという。
旧東京音楽学校奏楽堂。
明治23年に建てられた日本最古の洋式音楽ホールのある校舎だそうで、
現在の場所に移築、復元され、現在は演奏会や展示、一般公開もされているそうだが、この日は休館日だった。
スクラッチタイル貼りの建物は、昭和3年に、岡田信一郎設計により
建てられた黒田記念館。
最後に東京藝術大学にある東京で現存する最古の赤煉瓦建築を。
明治13年に教育博物館の書庫として建てられたもの。
赤煉瓦2号館。
門から中へ入って写真を撮ってもよいか?守衛さんに尋ねてみたけど、
外部のものは立入禁止だそうで、外からならOKとのこと。
遠目で観察。
上野の建物を巡った後は、アメ横を歩きながら、娘リクエストの秋葉原へ向かい、娘の買い物などに付き合う。
そして晩御飯に、娘リクエストの渋谷の「くまちゃん温泉」
予約を取りそびれていたのだが、平日の夜なので、少しくらい待てばいけるのでは?と向かったのだが、もう予約で満席なので待っても無理とのこと・・
うぅぅ、東京はどこへ行っても平日から混んでるんだなあ。
このくまちゃんの一人鍋食べたかった~(画像はお店のサイトからお借りしました)火にかけると溶けていくコラーゲンの鍋つゆでできたくまちゃん。
他にお店も知らなかったので、地下鉄に乗って、ふと思い出した
学士会館の中華へ行くことに。
中国料理紅楼夢へ。
以前、ここでお昼に食べた担々麵が美味しかったことを思い出した。
この日の中国料理も、どれも美味しかった~
席も静かでゆったりしていたので満足。
そして学士会館へ来たからには、一通り見学を。
廊下のタイルやマントルピースのタイルを愛でて
階段踊り場のステンドグラスはやはりお昼がきれい。
この後は、ライトアップされた築地本願寺の前を通り、築地の宿へチェックイン。
東京での長い1日目が終了。
娘と一緒なので建物にあまり走り過ぎないように、と肝に銘じていたのだが・・
かなり走ってしまったような?!
しかし、娘も自分の行きたいところも行けて満足してるようだったのでヨシとしよう。