日光での夕食は、金谷ホテルからも近い、西洋料理、明治の館へ。
近いはずだが、夜で道中がどうなのかよく分からなかったので、行きはタクシーにて。
ライトアップされた洋館がいい感じで、なんだかホラー映画にでも登場しそうないかにもな雰囲気でワクワク。
「明治の館」の建物は、日本コロンビアの前身をつくり、
日本の「蓄音機の父」と呼ばれたアメリカ人、F.W.ホーンの別荘として明治後期に建てられたもの。
稲荷川の日光石を用いた希少な石造りの建築だそう。
外観をもう少しよく見たかったけど、暗いのでよく見えず、、
乱れ石積みという工法で積まれてるそうだ。
扉を開けると、エントランスには、モザイクタイルのカーペットが。
中央部分に白いモザイクを馬目地に貼り、縁にはユリの花と葉がモザイクでデザインされている。
かわいらしいデザイン。
客席には、お客さんは私たち以外誰もおらず、貸切状態。
やはり、昼間にランチで来られるお客さんが多いのだそう。
部屋の中央には、日光石の暖炉が置かれていた。
よく見ると、石で描かれた花模様が二つ。
オムレツライスを注文。オムライスじゃなく?!
たっぷりかかったデミグラスソースが美味しく、プリプリのエビ入りで、ちょっとリッチなオムレツライスだった。
シンメトリーに配置された造り付けの家具も。
階段には、擬宝珠を模したような柱がついている。
アメリカ人の別荘だけど、少し和風が取り入れられているのが面白い。
階段の手すりもなんとなく欄干風。
2階のお部屋も見せて頂けた。
小グループで利用できそうな個室も。
この部屋にも日光石の暖炉があった。
こちらの石はカラフルだなあ。
その暖炉前には、覗き込むとモザイクタイルが貼られてた。
ここにも、うれしい〜
美味しい食事と建物も楽しめて、帰りは身も心も多少暖かくなって、ホテルまで二人で歩いて帰った。