日もとっぷり暮れたので、屋外のタイルを見るにはもう無理。
ならば室内でタイルを見れる場所、ということでTTKメンに教えてもらった東京さぬき倶楽部へやって来た。
こちらは宿泊もできるが、食事だけでも可能なのだ。
建物は昭和47年に大江宏設計により、香川県の県営宿泊施設として建てられた鉄筋コンクリート12階建ての建物。
現在は民間経営になってるそうだが、今年度末で閉館するのだそう。
この機会に見ておかねば~
エントランスの吹き抜けのシャンデリア。
エントランスを入ると、受付のカウンターには大きなタイルが貼られていた。
まるで宇宙を思わせるような美しい色合い。
その陶板が階段にも、
そして、ロビーには吹き抜けの壁面全体をこのタイルが覆っている。
受付カウンターのタイルより、濃いブルーがかったもの。
すばらしい~~!
タイルは香川県産の土を用いてつくられたものだそう。
圧巻の空間!!
タイルを愛でるひととき。。
こちらはタイルだけでなく、家具もみどころ。
ロビーに置かれている椅子やテーブルなどの家具はジョージ・ナカシマの作品だそう。
実際に座ってみたが、低めの椅子は、ゆったりとして座り心地もいい。
天井の照明もこの空間にマッチ。
レストランは2階にあり、この吹き抜けの空間を上から見下ろせる絶好のロケーションにある。
上から見ると、この照明がタイルに反射して、不思議な輝きを放ってる。
これは計算されたものなのか?!
こんな素晴らしい空間で頂ける夕食なのに、お値段はランチ並みで、
さぬき倶楽部なだけに、さぬきうどんも食べれるのだ。
この日は一日中歩きに歩いてきたのでお腹もペコペコで、ささみチーズ巻に小うどんもセットにして、
ロビーの美しいタイルを眺めながら至福のディナータイム。
出かける前まで体調が悪く、一時はどうなるかと思っていたのだが、
アドレナリンが出まくっていたのか?すごい集中力で思い通りのスケジュールをクリアすることができた!
タイルの神様?!ありがとう!!
この後は、この日の宿泊場所、本郷の鳳明館へ向かったのだった。