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埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り【銀座のビル巡り】

2019-05-22 | 埼玉&東京&横浜のタイル&建築巡り2019

 

銀座方面へやって来た。

見てみたかったビルがいくつかあったので、日が暮れるまで見て回ろう。

  

昭和4年に建てられた鈴木ビル。

1階には華やかな装飾の柱、スクラッチタイルの外壁、銅板葺きの屋根にはドーマーウィンドウも並ぶ。

表示板によると、かつて甲子屋倶楽部と呼ばれ、公演や稽古事などに部屋を貸し出していた建物だそう。

2階には公演ができる広い舞台があるという。

 

 

デコラティブな1階の柱

 

 

そして内部の入口付近には今まで見たことのないようなタイルが!

 

 

布目地に鮮やかな赤青黄色の釉薬が波のようにゆらゆらと入ってる。

 

 

地の色が暗めなので、黄色などの鮮やかな色合いが入ってもシックに見える。

なんか、斬新なタイルだなあ。

 

 

階段には幾何学模様の桟の入った丸窓も。

 

 

お隣の岩瀬博美商店は昭和3年建築。

同じくスクラッチタイル貼り。

3階にはアーチ窓が四つ並んでた。

 

 

  

 

昭和7年に建てられたビル。

現在はギャラリーMUSEE GINZAとして活用されている。

  

 

銀座柳通りビルのモザイクタイル壁。

 

 

中華のジョーズシャンハイが入る地下への階段壁にもモザイクタイルがびっしり。

 

 

向かいのヨネイビルディング。

昭和5年建築。

 

 

昭和7年建築の和光ビル。

旧服部時計店

 

 

そしてライオン銀座7丁目ビルへ。

ここのビアホールの雰囲気とモザイクタイルは大好きで、2度食事に入ったことあるが、

今回は別のタイルスポットで夕食を予定してたので、入るの断念。

まだ見たことなかった裏口のタイルだけ拝見。

 

 

 

 

昭和4年に建てられた交詢社。

慶応義塾OB中心の社交クラブだった建物。

現在ファサードの一部が保存されてる。

 

 

歩いていると、すごくゴージャスな雰囲気のビルが出現。 

 

 

バルコニーのひとつひとつにレリーフが施され、唐草風の面格子や、

 

その間には豪華なレリーフタイルが入っている。

 

 

厚みもあって、迫力のあるタイルだった。

 

 

そして昭和9年建築、電通銀座ビル。

ここのエレベーターホールのモザイクを見たかったが、日曜だからか開いてなかった・・

ここは外せないので明日出直してこないと~

 

 

昭和8年建築、第一菅原ビル。

 

 

そしてここのタイルも楽しみにしてた有楽町ビル。

昭和41年に建てられたビル。

 

 

一枚だと扉の取っ手になりそうな大ぶりの陶板が長方形のタイルと交互にエントランスに

びっしりと貼り巡らされている。

真ん中の釉溜りとの濃淡が美しいなあ。

 

 

階段手摺の曲線、

 

 

手摺子のゆらゆらとゆらめくデザイン

 

 

どこを切り取っても絵になる素敵な階段ホール。

 

 

タイルは黄瀬戸釉?一色かと思いきや、上の方には赤いタイルの部分や

下の方にはランダムに、濃いい飴釉のタイルも入れられてて面白いアクセントになってた。

 

 

黒に見えるけど、濃い飴釉ぽい色のタイル。

好きな取り合わせ。

 

 

ここもまた立ち去りがたい、素敵なタイル空間だった。。

この後は夕食に予定していたタイルスポットの東京さぬき倶楽部へ向かった。

 


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