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【バルセロナのモデルニスモ建築・カタルーニャ音楽堂その一】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-12-07 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

蝶の家からは10時に予約していたカタルーニャ音楽堂へやってきた。
こちらは以前来た時には外観しか見てなくて、今回最も内部を楽しみにしていた建物のひとつ。


カタルーニャ音楽堂はドメネク・イ・モンタネールの最高傑作と言われるコンサートホールで、
1905年から1908年にかけて建設された。


ファサードのコーナー部分にはカタルーニャの守護聖人、サン・ジョルディの彫刻が貼り付く。
サン・ジョルディ、よく見かけるなあ・・


正面玄関には赤煉瓦にカラフルなモザイクタイルが貼られたアーチの柱が並ぶ。


花のデザインが可愛いモザイクタイルが貼られた柱。


今は使われていないようだが、モザイクタイルに囲まれたチケットブースの小窓。


玄関ホールへ入ると、目の前はホワイエ。
レストランやカフェとしても使用されている。


ドーム状の天井にはタイルがリボンのように掛けられ、


陶製の花がボタンのように留められている。


煉瓦とタイルの柱からは放射状に梁が伸び、


柱頭には陶製の花の飾りが華やか。


バラの花のデザインのもの。



その煉瓦の梁にもタイルが貼られ、グリーン系のグラデーションが美しい。






中央のキッチンカウンターの上部はステンドグラスのスクリーンが四方を囲む。





色とりどりの淡い色彩のガラス、レンズのような丸いステンドグラスが可愛い。





カフェの入口は全面ステンドグラスに覆われていて、



曲線が優雅なアールヌーヴォーな花のデザイン。


カフェの腰壁や階段周りにもふんだんにタイルが使われている。
優しいベージュの色合いのレリーフタイルと、ピンク色のタイルが差し色に。


水色のタイルとの組み合わせも。


見学ガイドツアーはカフェの隣のリハーサルホールへ。
こちらは小規模なコンサートやプレゼンテーションなどに利用される小ホール。
こちらでスライドを見た後は二つのグループに分かれて、見学スタート。



リハーサルホールの腰壁のタイル。
階段のタイルとはまた少しレリーフタイルのデザインが違う。


私たちは階段を上がって二階からの見学。


階段親柱に立つ、豪華絢爛な照明。


階段踊り場のステンドグラス。


階段の手摺子は陶の飾りとガラスでできている。


階段の壁、天井はふんだんなタイルに覆われている。





花のステンドグラス、陶製の花のレリーフ・・花に埋め尽くされた空間・・
この段階でもう、タイルでいっぱいいっぱいな満足感があったが、
まだまだここから怒涛のモザイクタイル攻撃が・・
ルイスミレーホールとそのテラス編へ続く。


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