m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

瀬戸蔵 本業敷瓦展&喫茶べら他

2022-09-10 | 建築巡り・街歩き【その他】

午後にお約束していた多治見の長江陶業さんへ行く前に、
午前中、瀬戸の瀬戸蔵ミュージアムの「本業敷瓦」展を見ようと、「縁がわ」さんと美術館で待ち合わせ。


敷瓦といえば、この印花文様がポピュラーで、頭に思い浮かぶ。
非公開の寺院などに多くあるようで、あまり実物は見たことないけれど、
展示物を見ると、分厚さと、大きさに改めて驚いた。
30cm四方というとてつもなく大きなものも。

以前、新潟の大棟山美術博物館のバックヤードでこちらの文様の敷瓦他、
すごい引き寄せ力?!で、偶然見せて頂けたことがあった→


四隅にハート型っぽいのもかわいい。


敷瓦の印。
思ったより深く彫りこんであった。


銅板転写の転写紙。
銅板転写が導入され、大量生産が可能になり、模様のバリエーションも増えていく。



初期の頃の銅板転写敷瓦は模様が隙間なく描かれていたものだったそう。

この唐草と雷紋の敷瓦は以前、長野、須坂の旧小田切家住宅で見たものと同じだった。→






銅板転写敷瓦の製品見本帖の表紙がかわいい〜
文様毎にそれぞれ名前があるようだ。


色が茶色になると、なんとなくしゃれた感じで、洋の雰囲気がする。

上の右の紫紺花唐草文敷瓦は以前見た松代の旧金箱家住宅の風呂に貼られてたものと同じ→


雪輪形や猪目形などの変形バージョンも、絵付けが風流で素敵。
お多福と狐の図柄も面白い。

雪輪形や扇形などの敷瓦は以前、新潟の北方文化博物館で、
ミラクルが起こって見せて頂いたことが→



コウモリモチーフのものはよく見かけるかも。
以前宿泊したことのある角間温泉越後屋の浴室にも貼られてた。→




アールヌーヴォーのマジョリカタイルを模した敷瓦もあった。


一枚だけじゃなく繋がると、模様が広がっていくデザインは、タイルならでは。


以前に観たタイルを思い出したりしながら楽しめた展示だった。


本業敷瓦展を鑑賞した後は、近くの「べら珈琲」でお昼ごはん。


喫煙席と禁煙席が分かれる店内。


こちらは喫煙席。


禁煙席には、壁面に大きな陶板画が


鉄板焼きうどんのランチを注文。
鉄板の上に卵が敷かれて、熱々の焼きうどんは具沢山で美味しかった。


食後は、名物のウィンナー珈琲を。
店名の大きなロゴにコーヒー豆があしらわれたデザインのカップもすてき。


愛陶工会館の中にある喫茶べら。
館内には、こんな陶板もあった。



つい近くに寄ってしまう。


こちらは旧玄関で、玄関周りのテラコッタの装飾がそのまま残されている。



藤の花の透かし彫りの照明カバー?がすてき。
この後は、常滑から車で来られた「縁がわ」さんに乗せて頂いて、一路多治見の長江陶業さんへ。
瀬戸から多治見、電車だととても大回りになるので、車は有難い〜


多治見で長江陶業さん訪問後、一休みにやってきた喫茶チロル。
外観がかわいい〜


店内は、意外にこじんまりしていた。


この後は、常滑まで、車に乗せてもらって、
ヒルズハウスセカンドさんへ、タイル作品を追加搬入し、JRで帰宅。
日帰りで青春18きっぷもフルに生かせて満足。。さすがに疲れたけど;

コメント
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