土日に常滑のヒルズハウスさんへ在廊へ行った帰り、
月曜は陶の森資料館も休みなので、足助に立ち寄って帰ることにしてた。
大阪からじゃなかなか遠くて行きにくいと思っていた足助だったけど、
常滑からも電車とバスを乗り継いで・・結構遠かった;
おかげでバスで爆睡して、着いた時には体力が復活。
宿場の入口、西町に現在も唯一残るという旅籠、玉田屋旅館。
旧田口家住宅。
江戸時代からの商家で、製茶業を営んでいたそうだけど、
大正半ば頃から給油所として、製油、ガソリンを扱っていたとか。
当時の看板が残されている。
こちらは給油所時代に店頭に掲げられていた看板。
ガソリンスタンドとして営業していた時の地下タンクがあり、
マンホールもそのまま残されている。
このような町屋がガソリンスタンドだったなんて・・
いかにも燃えそうで信じられないなあと、ガイドの方に伺っていたら、
この給油スペースの天井部分だけ、鉄板が入れられ防火仕様になっているとのこと。
昭和5年の給油所として営業していた頃の写真も残されてた。
建物の前には、ガソリンを運ぶレトロなタンクローリーも写ってる。
呉服屋さんから明治時代に旅籠へ変わったという三嶋屋。
現在は廃業されている。
タイル貼りの建材店。
1階の自販機横の柱にはグリーンのぼかし模様がきれいなモザイクタイル。
モザイクタイルが貼られてたショーケースがあった旧たばこ屋さん。
旅館並みに規模が大きい・・
元旅館?
ちょうど向かいには、あの絵具を塗りたっくたようなタイルが貼られた玄関。
100年続く、足助の名物菓子「日月もなか」のお店のショーウィンドウ。
美しい弧を描くショーウィンドウは手吹きガラスのようで、とても趣があった。
こちらは大正元年に建てられた旧稲葉銀行足助支店。
一見、蔵のような外観は、外壁に漆喰を塗って耐火性能を高めているのだそう。
一見、蔵のような外観は、外壁に漆喰を塗って耐火性能を高めているのだそう。
営業室は吹き抜けで、カウンターが巡らされ、
2階にも廻廊が巡らされている。
奥には昭和29年に増築された金庫が残されていた。
釜めし、寿しの文字が見える元飲食店?
ウィンドウ下に貼られたモザイクタイルには斬新な補修の跡が。
一番下の段に2列、マジョリカタイルが貼られてた。
全てモザイクタイルより、おしゃれ度アップ。
玄関ポーチのタイルも全面貼るでなく、正方形が連なるデザインも素敵。
向かいの洋品店の建物は、1階2階の壁面、円柱もモザイクタイル貼り。
そして、モザイクタイル好きは、皆身震いするであろうこの建物。
全体が素敵モザイクに囲まれていて、二階の窓のデザインも良過ぎる。
入口の両脇のアールのついたモザイクタイル壁がたまらない。
モザイクタイルと型押しガラスの競演。
遠目で見ると、リボンのようなデザインに見えるモザイクは、
ブルーのタイルの濃淡でデザインされてる。
町歩きは続く・・