今年も桜の季節がやってきました。
今年の東京都心での開花は、先日3月16日でしたが、観測史上タイの早い開花だそうです。
テレビでは、“お花見”に良いのは、今日(22日)、明日が最も良いといっています。
24日の日曜日はお天気が曇りがちでところによっては雨模様・・なんだそうです。
今日から選抜高校野球大会が始まりました。
選抜で思い出すのは、いまから60年近く前のこと、私が中学を卒業して、高校に入学するまでの間のことでした。
中学の恩師先生の下宿先に同級生3人(それぞれに違う高校に進学予定)して泊りがけで押しかけた時に、
朝寝坊して、目が覚めた時には既に“選抜高校野球”の実況放送が流れていたのでした。
ただ、これだけのことですが、いまだにはっきりとこの選抜の実況を聞くと思い出すのです。
下宿は郊外でしたから、魚釣りや野原を歩いたりしたのでしたが、先生とどのような会話をしたかは
全く思いだせないのですね。しかし、楽しかった印象なんですね。
この先生は、その2年後、ご出身の広島の高校の先生として転出されました。
話が逸れました。桜の話題に戻ります。
さくらの種類はいったいどのくらいあるのか? 例によってネット検索しましたら、
大きく分けて9種類あり、これらが派生したりして全部で400種類以上あるといいます。
この9種類は、
ヤマザクラ(関東南、薄いピンク)、オオヤマザクラ(北海道・山地など、濃いピンク)、
タカネザクラ(北地方、標高高い、薄いピンク)、カスミザクラ(全国的、薄いピンク)、
ミヤマザクラ(高い山地、白、珍しい)、マメザクラ(富士山、箱根、伊豆、薄いピンク)、
オオシマザクラ(伊豆七島、白)、エドヒガン(全国的、長命、薄いピンク)、チョウジザ
クラ(はなが丁の字に見える、薄いピンク)
これらが揚げられていました。
良く知られる、そして開花の基準とされているソメイヨシノは、ご存じのように、江戸時代に
オオシマザクラとエドヒガンを人工的に交配した園芸種なんですね。
染井村(今の駒込の近く)で開発され“吉野桜”の名で売り出されたとか。
早い時期に咲く、伊豆のカワズザクラはといいますと、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配の雑種で、
1955年に河津町で偶然発見され1975年に指定された新しい種ですね。
我がベランダに咲く“陽光ザクラ”は、物の本によ入ると“桜の女王”などと肩書きがつけられた種で、
アマギヨシノとカンヒザクラの交配種、別名“ベニヨシノ”などともいうそうです。
ソメイヨシノより濃いピンク色で、花は少しうつむき加減です。 昨日は、この傍でお茶したりしました。
今年もベランダで・・・
スカイツリーも桜色にライトアップされましたが、昨年、日本からアメリカに桜の木が寄贈されて100周年だったので、それを記念して、エンパイアステートビルでは“桜色”にライトアップされたそうです。
また、おいしい道明寺の葉は、オオシマザクラの葉っぱを塩漬けにしたものだそうです。
渋めのお茶が欲しくなりました。
この記事の途中で、ウイキペディアの画面では、寄付を募集していました。
いつもお世話になっていますので、少額ですが寄付をしました。
早速、お礼のメールが来たりして、世の中変わったことを改めて実感しました。
ついでながら、ベランダのレンギョウです。