いよいよカレンダーも、あと1枚を残すこととなりました。
今年の異様に暑かった夏も何だか懐かしくさえ思えるこの頃となりました。
5月から始まった蓼科農園での作業も、先月で “畑じまい” を終え、毎月実施してきた畑の作業
それぞれが、時間圧縮され一つになって懐かしく想い出されてきます。
今日12月1日は、“映画の日”だそうです。
日本で初めて映画が上映された日については、いろいろの説があるそうですが、1896年(明治29年)
11月25日~30日まで神戸の港クラブで “キネトスコープ” が公開されたのが最初という説が一般的だそです。
で、その60年後の1956年(昭和31年)に映画界の総意によってこの日を “映画の日” と制定したのだそうです。
第1回大会は、映画界だけでなく、時の総理大臣(鳩山)、NHK会長、日本文芸家協会など各界著名人が
参加したとあり、都心をパレードしたという。
昭和30年代は、映画界にとっても黄金時代とよばれ、世の中全体が高度成長に向けて活気に満ちた時代だった
のですね。
キネトスコープというのは、我々が知っているスクリーンに映像が映し出される式のものでなく、
一人ずつ覗き込ん観るタイプのものだったそうです。 発明は、エジソン。
12月1日という日は、この映画の日の他、いくつかの記念日が制定されています。
“鉄の記念日”。 わが国で初めて、釜石高炉に火が入り 近代製鉄の基礎を作ったのが1857年
(安政4年)のこの日だったことから、1958年(昭和33年)に記念日として制定された。
“いのちの日” というのも、この12月1日です。
2001年、健康日本21の自殺予防活動の一環として制定されいます。
“デジタル放送の日”というのもありました。
2006年12月1日に行われた、第5回地上デジタル放送全国会議で、推進議案採択と共に記念日が制定された。
当時、アナログ放送廃止に向けて、世界中が大騒ぎしていた時代でしたが、今は “へぇ~そんなこと・・”
という感じに忘れ去られてしまいましたね。
まだありますよ・・
“カイロの日” 1991年に日本カイロ工業会が制定したという。冬の寒さに向かって回路の需要が高まる
時期だかだとか。当時、“使い捨てカイロ” がはやり始めた頃かも。
その他、それぞれのところで制定された記念日には、
“手帳の日”、“データセンタの日”、“着信メロディの日”、“カレー南蛮の日”さらに“下仁田葱の日”
なんてのもありました。