鉢植えの侘助椿に花が咲きました。
今年は、割としっかりとした蕾がたくさん付いていることは確認していましたが、
こんなに早く咲くなんて・・驚きです。
昨年2月1日にこのブログに “侘助のおちょぼ口” として、さざんかと共にアップしていました。
侘助は “椿” です。
ツバキは、ツバキ科ツバキ属、日本原産の常緑樹で、学名はCamellia japonicaという。
野生種はヤブツバキといい、近縁種にはユキツバキがある。
さらに、多くの園芸品種、ワビスケなどがある。
侘助は、ツバキと共に茶花としても人気があります。 とくに、花の少ない炉の時期の茶花として珍重されるという。
早く咲いたワビスケ
ネット記事によると、侘助の名称もまた様々あり、一例を引用しますと、
“赤侘助、伊予侘芯、大島侘助、祇園小町、黒侘助、白侘助、昭和侘助、鈴が尾、吹雪侘助、
覆輪侘助、祇園小町、胡蝶侘助、寿侘助、桜島月光、佐渡侘助、絞侘助、数奇屋侘助、雛侘助、
御代の栄、紫式部、など” たくさんありました。
丁度この時期、さざんかも見事に咲いていますが、同じツバキ科のさざんかとツバキとの見分け方を
ちょっと調べてみました。
サザンカとの見分け方
- ツバキは花弁が個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちるのが一般的ですが、
サザンカは花びらが個々に散る。 - ツバキは雄しべの花糸が下半分くらいくっついているが、サザンカは花糸がくっつかない。
- ツバキは、花は完全には平開しない(カップ状のことが多い)。サザンカは、ほとんど完全に平開する。
- ツバキの子房には毛がないが(ワビスケには子房に毛があるものもある)、サザンカの子房には毛がある
- ツバキは葉柄に毛が生えないが、サザンカは葉柄に毛が生える
分かりますでしょうか?
今頃のベランダのさざんかです。(真ん中の2輪は、まだ開き切っていない状態です。)