蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

キンモクセイ  (bon)

2014-09-27 | 花鳥風月

 花が続きますが、今年もまた、この季節がやってきました。

 ベランダは、キンモクセイの甘い良い香りが一面に漂っています。
この花は、北限が青森県らしく、北海道では見られないと残念がる人がいました。

近くで見ると、まだ、つぼみが多く、花が開いているのが少ないようなのに、例年よりも香りが強く感じられます。
 

 桜でも、どんな花木でもそうですが、その季節に1週間か10日くらいの華やかさのために、1年を守って
育てているのですね。 地植えのものであれば、殆ど植えっぱなし? でもよく、ときどき消毒や手入れをする程度で
OKですが、小さな鉢植えの花木は、保水、地温、根詰まりなど問題となる要素が避けられず、その分手間暇が
かかるのですが、 花木の方でも、いろいろと我慢強く、それらに耐えることが強いられているのでしょう。 
特に夏の “水遣り” が気を遣う最大ポイントです。

    昨日のキンモクセイです。
                

 

キンモクセイ(金木犀)は、学名を Osmanthus fragrans var. aurantiacus といい、名前の中にも
“香り” の字句が見える、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹です。

この木は、雌雄異株だそうですが、日本には雄株しか入っていないので結実しないそうです。
ギンモクセイというのもありますが、芳香はキンモクセイの方が強いみたいです。

ウイキペディアには、“香りの主成分はβ-イオノン、リナロール、γ-デカラクトン、リナロールオキシド、cis-3-
ヘキセノールなどがあり、このうち、γ-デカラクトンなどはモンシロチョウなどへの忌避作用があることが判明している”

とあります。 こんなに良い香りなのに、モンシロチョウはじめ多くの虫たちを寄せ付けず、ハナアブのなかの
一部の種類だけが喜んでこの木を訪れるのだとか・・。

中国南部原産で、日本には江戸時代に渡来したそうです。
また、花言葉は、“謙虚”、“気高さ” なんだそうです。

 

 かって、同僚に、“狂歌?” それも、季節の花などを織り込んだものを作っている人がいて、そのいくつかを
いまだに覚えているのがあります。

 

  “花屋の子 すいせん入学 Vサイン”   これはきれいですね。

  “まんじゅうを 配達ころんで マンジュシャゲ”・・・

  “単身赴任 シャツも臭けりゃ キンモクセイ(金も臭い)”・・・??



キンモクセイとは関係ありませんが・・
 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする