時季らしく、昨日夕、クリスマスコンサートに行って来ました。
夕方の道は例年より寒い感じでしたが、会場のルーテル市ヶ谷センターホールは、少なめのイルミネーション(青色)が
とてもきれいでした。
やや小ぶりのホールは、音響効果がとてもよく、久しぶりに楽しいコンサートでした。
主催は、“こもれび合唱団” という市民の皆さんがやっている混声合唱団ですが、指導・指揮者には、
幅広く活動されている 久保田洋氏 が当たられ、歴史もあり、格調高い合唱団です。 私も、このコンサートには
これまでも何度か訪問しています。
今回も、プロ・ソリスト4人(メゾソプラノ、アルト、テノール、バス)を交えた素晴らしい合唱でしたが、さらに、
プロ室内合奏団(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、ピアノ/オルガン)との共演で、
随所に楽しい演出も加わって大変高尚な響きとともに、曲目の流れるような甘美な旋律にひと時、ステージに
引き込まれてしまいました。
プログラムは3部構成で、第1部は美しい―ハーモニーの数々で導入され、第2部のクリスマス物語では、
7曲を盛り上げ、第3部は、がらりと趣向を変えたカラフルな衣装、サンタ姿のナレーター(団員・バス)とともに、
見事な演出で会場を堪能させました。
更に感動的だったのは、各部の始まりと終わりにありました。室内合奏団が静かにメロディーを奏でる中を
合唱団が静かに入場し、また、退場の時もこのような形がとられていて、なんとも憎らしい程の演出でした。
ソリストの、絶妙なハーモニーは、まだ耳に残っている感じです。とくに、若いバスの低く響く歌声は感動的でした。
アンコール2曲目には、お馴染み “きよしこの夜” が流れ、途中から、指揮者から突然、客席参加も促され、
会場全体の響きとなり素晴らしいエンディングとなりました。
プログラム
プログラムの最後にも組まれていましたが、こちらはお馴染みのビング・クロスビーで・・