蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

青い鯉のぼり  (bon)

2019-05-05 | 日々雑感、散策、旅行

 昨日(5/5)は、「子どもの日」でした。
 今や、家族に “子供”とよばれる対象がいないし、街中でもほとんど見かけないので、
あまり関心もなかったのでしたが、表題の「青い鯉のぼり」を知って、ブログ記事として
取り上げてみました。

 青い鯉のぼり とは、宮城県東松島市大曲浜で開催される子供たちのための鎮魂のプロ
ジェクトで、東日本大震災のあった2011年に始まり、今年で9回目を迎え、鯉のぼりの数
も10倍に増え 2000旒に及んでいるそうです。

      青い鯉のぼり
       (ウイキペディアより)

 ウイキペディアによれば、少し長いですが、『 2011年3月11日に発生した東北地方太平
洋沖地震による大津波で被災した東松島市で、当時高校2年生だった青年の家族の命が奪
われた。その中に享年5歳の弟もいた。震災から数日経って、瓦礫だらけの自宅の庭から
一匹の青い鯉のぼりを見つけた青年は、亡くなった弟が大好きだった鯉のぼりを「皆の
ことはいつまでも忘れない。」という想いで空に掲げた。以来、全国に呼びかけて青い鯉
のぼりを、青年の弟や同じ東日本大震災で亡くなったこども達のために、東松島市の街や
人々の復興のシンボルとして、鎮魂の意味をも込めて掲揚するイベントに育っていった。
2012年からは仮設住宅に暮らす元住民のお年寄りなどに呼びかけ、全国から集まったボラ
ンティアと共に鯉のぼりの取り付け作業や炊き出しを行い故郷に腰を下ろしみんなで語ら
う「青い鯉のぼりの下に腰を下ろす会」も開催され、5月5日の子どもの日には鎮魂の和太
鼓の演奏なども行なわれる』

 このプロジェクトは、来年10年目を迎え「青い鯉のぼりまつり」などに変わる可能性も
検討しているそうですが、震災を風化させない意味でも永続することを願うばかりです。

 

 江戸時代、武家の風物詩として始まったといわれる鯉のぼりも、現在ではイベントとし
て日本各地で大々的に繰り広げられています。 埼玉県加須の100m鯉のぼり、茨城県
竜神吊り橋の1000匹、群馬県館林の4000匹、熊本県でも3500匹、東京タワーは、タワーの
高さの333匹などたくさんありますね。 金沢では、浅野川に泳ぐ珍しい鯉のぼりもありま
した。

      浅野川に泳ぐ鯉のぼり
       (ネット画像より)

 新緑が目にまぶしい季節到来ですが、すぐに暑い夏がやってくるのですね。

 

青い鯉のぼりプロジェクト2017

 

100m ジャンボ鯉のぼり Jumbo Koinobori

 

 

 

コメント
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