昨日(5/21)は、二十四節気の「小満」 (しょうまん)でした。
二十四節気では、立夏(5/6)→小満→芒種(6/6)→夏至(6/22)と進み、いよいよ夏の
到来です。
ウイキペディアには『 万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。
暦便覧* には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されている。』とあります。
*暦便覧(こよみ便覧)は、江戸時代(1787年)に出版された、暦の解説書です。この中に二十四節気の
意味を書いている部分があり、二十四節気を説明する際に引用されています。
小満は、『 陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めること
から小満といわれている。』とあり、少しづつ暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木
が実をつけ始め、紅花が咲き、梅の実がなる頃で、西日本では、走り梅雨がみられる頃
なんですね。
最近では、気象の変化が激しい不安定な日が多く、季節感がずれたり、落ち着かない
日々となる事もしばしば体験するところです。
スーパーの野菜、果物コーナーでも、季節感が少なくなって、キュウリやトマトなども
年中売られていますが、それでも、そら豆が過ぎて、新タマネギが山と積まれ、果物では、
枇杷、サクランボが並んでいます。
虫では、テントウムシ、花もシャクヤク、あやめなどが見られる頃ですね。
(ネット画像より)
ベランダの(プランター植えの)キュウリなど、今こんな状態となっています。
ベランダのキュウリ トマト
ナス
ついでに、
ヤマボウシの今 ペチュニア(八重咲き)
昨日の関東は大雨でした。さいたまでは、お昼頃30㎜/hを超える豪雨となりました。
雨の多い世界遺産(自然遺産)の屋久島では、50年に一度という大雨に300人以上が、
土砂災害で孤立し、必死の救出で無事帰還(5/19)されましたが、近畿、東海各地でも
かなりの豪雨だったようです。
*二十四節気については、当ブログ、2012.3.5「二十四節気」に記事アップしています。