蚊とり線香 ではなく、植物の「錦蝶」(キンチョウ)のことです。
過去にブログ記事としてアップしていますが、今頃少し前あたりからこれに花
が咲いてきています。 花は色も地味で、うつむいて咲き、あまり華やかさはあ
りませんが、強くどんどん繁殖してくるのです。
寒くなってから花が咲きますが、そのくせ寒さには弱く、11月頃からは室内に
取り入れています。
キンチョウの花(ベランダに持ち出してパチリ) アップです↓ (12/15)
キンチョウは、学名を、Kalanchoe delagoensisといい、ベンケイソウ科、カ
ランコエ属の多肉植物で、マダガスカル原産だそうです。 ネットの解説には、
円筒形の葉の淵にはぎざぎざのトゲのような突起があり、その先端には“不定
芽”というのがあり、 そこから新しい芽が出てくるという変わりものなんです。
7年前に、園芸友の会の会員の方からこの葉っぱをいくつか頂いて植木鉢に植
えるのではなく、土の上に並べて置いておくだけで、そこから新しい芽が出て、
根が出来て、それが成長してくるのです。 面白い性質ですね。
葉っぱを植木鉢に並べる
(2013年のブログから)
植物は普通、おしべとめしべの受粉によりタネができて増えますが、葉から
芽がでる増え方では、1個体の親植物だけから遺伝子を受け継ぎますから、芽の
遺伝子構成は親植物と全く同じなんです。つまり、親のコピーともいえる生物で、
これは「クローン生物」ですね。
類似種に“子宝草”や“不死鳥”などがあり、不死鳥にはさらに、“不死鳥錦”、
“黒錦蝶”があり、それぞれ少し葉の幅が広めとか、腑が入らないか・・あるそ
うです。
また、錦蝶の花言葉は「片思い」なんですって!
<ご参考>下の動画(youtubeから)は、12月14日午前0時半からの映像です。
画面の中央に輝く星は、ペテルギュウスでオリオン座の主星です。 その左方に光る星は
こいぬ座のプロキオンで、画面には入っていませんがオリオン座の左下方のシリウスの3つ
で冬の大三角形といわれています。 ふたご座は、画面上方端やや左に2つ光っています。
左がポルックス、右がカストンと呼ばれていて、二人の頭部分に当たります。
流星は、このハイライトの3分25秒あたりから見え、終り前までで10個見えました。
ふたご座流星群、超高感度カメラが捉えたハイライト【あなたはいくつ見つけられましたか?】