またまた椿の話題で、おまけに自己満足に過ぎないお話でまことに恐縮です。
1月10日のブログに、記事アップしたばかりですが、この時は、椿にしては開花が
早すぎる 1月に一輪だけ咲いたので、うれしくなってそれを記事アップしたのでした。
鉢植えの椿ですが、その時たくさんのつぼみがついていたのが、3月に入って咲き
始めたのです。 それでまたまた、お邪魔虫よろしく、その様子をお見せしたくて
記事にしました。
コロナ禍で、長い期間巣ごもり生活の中での、楽しい変化の一つとしてお許しを
願うばかりです。
実はこの椿、前にも書きましたが、今から6年前に友人宅にある椿の挿し木苗を
もらったものなんです。 6年前の今頃にグループメールでたまたま椿の話が出て、
その流れでその年の6月に挿し木をしてもらい、10株のうち3株をいただいたのでした。
しかし、この3株は、暑い夏に持ち歩いていたために根付かず枯れてしまい、後日
また別の3株をいただいた・・という代物なんです。
友人宅で挿し木した時の状態(6年前)
初めて咲いた時 2018.3 3年目
昨年の開花 2020.3
今年の咲き具合。大きな蕾が30個ほどありました。そのうちのいくつかは、咲か
ずにポロリと落ちてしまいましたが、この生命力に驚いている次第です。
今年の姿(2021.3)
アップ ドアップ
もう一つ別の鉢も(こちらは1輪だけです)
我が家に来て、3鉢を同じように育てていますが、鉢の大きさが少し違っていて、
今回たくさんの花を付けたのは、やはり一番大きめのしっかりとした鉢でした。
こんなに咲くとは思っていませんでしたから、特段の剪定をしなかったため、樹
形が悪く、花もばらばらに飛んでしまいました。 花後には、来年のことを考えて
樹形を整えてみたいと思います。
椿は、学名を Camellia japonica といい、英語名も同じだそうです。
椿の種類は多いそうですが、C.japonicaは、いわゆる藪椿(やぶつばき)に当た
るそうで日本が原産とあります。しかし、一般にこれを椿とも言っているようです。
ヤブツバキのほか、代表的な種を以下に挙げてみます。
ユキツバキ(C.rusticana)は、ヤブツバキとの大きな違いは樹高にあるそうで、
ヤブは 5~10mくらいの高木ですが、雪・・は、1~2mくらいの低木で、日本海側
に多く、寒さに強い品種だそうです。
カンツバキ(C.Sasanqua Kantubaki)は、さざんかとの交配種の低木です。 こ
のほか、ワビスケ(C.Wabisuke)も有名で、花は開き切らない“おちょぼ口”のよ
うで、葯が退化して花粉を作らないそうです。
ツバキは、日本では、平安時代にすでに存在し、江戸時代に大きく広がったよう
で、庭木として楽しむほか、椿油は高級食用油ですし、整髪料としても使われてい
ました。 その他、燃料油や印材、将棋の駒としても使われ、日本酒つくりに欠か
せない木灰には最高級といわれているそうです。
椿のあるお宅では、今頃の季節は、大量の落花の清掃に、毎日ご苦労されている
と思いますが、我が家では小さな鉢植えなので大歓迎しているのです。
雪椿(雪山茶花):小林幸子 (歌詞中譯)