蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

修二会  (bon)

2021-03-13 | 日々雑感、散策、旅行

     桜の開花の簡易予測に、2/1から最高気温の累積が 600℃を超えるあたりといわれていて、
     それに当てはめてみますと、今年の東京の最高気温2月から昨日までの累積で567℃ですから、
     今日13日が14℃で581℃となりますから、15日頃の開花となるのでしょうか。

 

 奈良東大寺で行われる『お水取り』ですね。 752年から一度も絶えることなく続
けられ今年で1270回目だそうです。

 この法会、修二会(しゅにえ)は、3月1日から2週間行われますが、もとは旧暦
の2月1日から行われていたので、二月に修する法会 ということから修二会、さらに
二月堂の名もこれに由来しているといわれています。

 『お水取り』は、当ブログにこれまで、2011.3および2015.3に2回記事アップして
いますが久しぶりに取り上げてみました。

 「お水取りが済むまで、寒いねぇ~」とお袋がよくつぶやいていました。“お水
取り” “お松明”は、春の訪れを告げる行事として昔から親しまれていたのですね。

 コロナ禍でも、主催者サイトでは『何れの日も予約の必要はありませんが、堂内
や局(つぼね)での聴聞も出来ません。全ては信仰を寄せていただいている皆様と
法会に関わる練行衆・参籠衆の感染予防、並びに1270回目の修二会の無事遂行・満
行のためですので、今回はなるべく拝観をお控えください。我々は歴史を途絶えさ
せることのないよう最大限努めますので、皆さまのご理解とご協力をお願い致しま
す。』とあります。

     お水取り
       (古都奈良HPより)

 二月堂下の閼伽井屋(あかいや)の若狭井(わかさい)から、水を汲み上げる行事。
閼伽井屋の中へは、咒師や堂童子など、限られた人しか入ることはできないそうです。
奏楽の中、1時間ほどかけて二月堂内陣に水を運ぶ、修二会の中心的行事です。


  12~14日のクライマックスでは、二月堂下の芝生や広場の立ち入りは禁止され、
奈良公園内に設置された大型ヴィジョンのライブ映像で観覧するよう構成されてい
るそうです。

     お松明
       (ウイキペディアより)

 「お松明」は、全日程で行われますが、12日以降の3日間は「達陀の行法(だった
んのぎょうほう)」といい、兜のような「達陀帽」をかぶり異様な風体で道場を清
めた後、燃えさかる大きな松明を持ち須弥壇の周りを跳ねながら松明を何度も礼堂
に突き出す所作をする。修二会の中でもっとも勇壮な儀式で。特に12日は、一回り
大きな籠松明が出るので見応えがあるのですね。

        

 お水取 が終わって、いよいよ春が来て、桜の咲き誇る頃も、なお新型コロナは
居すわり続けて、感染拡大を狙っている。そして変異型ウイルスもじわり浸透をは
じめているようです。ワクチン接種も始まり、医療従事者の皆さんの体力・精神面
の疲労が堆積しているでしょう。今一度、国を挙げて与野党もよそ見をせず本腰を
入れて、国民みんなも再認識を促しコロナを消滅させるべきときでしょうね。

 

令和3年 修二会 お水取り お松明 東大寺二月堂

 

修二会/さだまさし(東大寺コンサート2010)

 

 

 

コメント
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