蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

キンモクセイ第2弾  (bon)

2022-10-17 | 日々雑感、散策、旅行

 この2~3日スッキリした青空に秋らしい風を満喫しています。
 ここに来てキンモクセイが再び満開の花を付けました。今年の開花は、9月末か
ら始まり10月初めころまで良い香りを放ちベランダを楽しませてくれていました。
 それは、すっかり花を落としていましたら、突然第2弾、開花しました。
西日本
では、今年ようやく遅めの開花が伝えられてきましたから、関東は、丁度第2弾の
開花‥と重なったのですね。

        今年2度目のキンモクセイです。(2022.10.16)
         

 

 昨年は、何と! 3度も咲いたのでした。
 ベランダの鉢植えで、20年以上毎年楽しんできたキンモクセイに、2度咲いたの
は昨年が初めてでした。それも3度も咲いたのですからびっくりでした。で、今年
も・・続いて連続咲きの思わぬ歓びに出会っています。

 いままで、キンモクセイの2度咲き‥というのは、実際にあった話はあまり聞か
なかったのですが、最近ではあちらこちらでその話が持ち上がっていますし、何
よりその異変をわがベランダで体験するとは、思いもよらぬことです。

 昨年の拙ブログ「第3弾キンモクセイ」(2021.10.25)から引用します。

 「ネットを見ても、この現象に関する解説は殆どなく、唯一、和歌山大学の研究
(2012年)によれば、『この 2~3 度咲き現象には、1)集団内での個体ごとの開
花時期のばらつきによる見た目の上での2~3度咲き、 2)同一個体内での枝、花芽
の着生部ごとの開花時期のばらつきによる見た目の上での 2~3 度咲き、3)同一
箇所の花芽の着生部に複数の花芽が形成され、それらが段階的に開花する 2~3 度
咲き、4)それらが複合さ れた 2~3 度咲きの 4 パターンあることが分かった。』
とありましたが、ベランダのキンモクセイは、1本だけですから、(1)の集団で
の見た目2、3度ではないのですね。 また、花芽の着生部のばらつきも、至近距離
で観察できますので、その気になれば観察できたはずですがあまり定かではあり
ません。」と書いていました。

 しかし花芽の着生部のバラツキなら、一度パッと咲いて、すべて散った後2週間
ほど後にまた一斉に咲く‥という現象の説明には少々不具合があるようにも思い
ます。

          2度目もしっかり・・(2022.10.16 )  
           


 ブロガーさんの記事によれば、関東より西日本の方では、開花の時期が2週間ほ
ど遅いようで、とすれば、夏を過ぎやって気温が下がってくる頃に咲くと考えれば、
開花前線は桜とは逆の北から南へと下って行くこととなります。

 このように、気温の変化が、高い状態から急に低くなるタイミングが関係して
いるとも考えられ、そうだとすれば、同一場所で・・たまたまこの時期に気温変化
が高いところから低いところに変化するそのタイミングがうまくマッチした時に、
再び開花する・・そんな推測はどうなんでしょうか?

 それにしても、花芽というか蕾が出来て見る見るうちに咲いてしまうのですね。
普通、花芽が出来てからずいぶん日が過ぎて、つぼみが膨らみ ようやく開花する
という手順を考えれば、このキンモクセイというのは何と早業に済ませてしまう
のでしょう。


 

 

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コメント
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