一昨日(10/17)は、約1か月ぶりのウエブサロンでした。14時~16時半近くまで
熱心なミーティングとなり少々疲れました。
今回は、関東、関西から9名の参加でしたが、来月に開催予定の母校(高校)創立
120年記念祝賀会、終了後の同期だけの歓談会、宿泊、翌日観光などについて、参
加者、同期会の式次第、翌日のお昼をどこで・・など、幹事のこれまでの進展事項
の確認と意見・要望など議題が豊富だったのですね。
高校同期の仲間たち(2022.10.17)
祝賀会は、本来は昨年の予定でしたが、コロナのために1年スライドした形での
開催で、今回はどのくらいの規模になるのでしょうか? 90周年や100周年などの
祝賀会は1000名を超える大パーティでしたが、今年はコロナ制限などがあるので
しょうか?
この祝賀会に、私達同期の出席者は30余名が予定されており、終了後の同期だけ
の歓談会には何と50余名が参加するようです。 考えてみれば、皆さん傘寿をす
でに3年ほど過ぎた連中ですから、祝賀会の中でも大集団を誇ることになるかもし
れません。
関東から当日新幹線を利用する人に対しては、当日の朝、東京駅発の「ひかり」
自由席で合流し、すでに東京からプレ同窓会が始まる様相となるのですね。 新
横浜から乗車する人も、同じ自由席で合流出来ますし・・。
母校では、120年を記念して、これまでの食堂を「多目的スペース」に改造した
「ラーニングスタジオ」とし、その食堂は、母校シンボルの楠木から「くすのキ
ッチン」と名付けられたそうです。
母校のシンボル楠木
(学校HPより)
母校の所在地は、そもそも明治の中頃に、日本で最初の女子大学を創設するべく
予定の地で、これは、伊藤博文、大隈重信、西園寺公望、渋沢栄一、嘉納治五郎
ら明治の日本をけん引する元勲たちが決定した意義ある地なんです。
しかし、日本初の女子大学創立は大阪ではなく東京とするとの急遽の変更により、
東京目白台にて設立が決まり、本来予定されていた地には、女子高等教育学校令
により「大阪府第一高等女学校」が開校したのです。時に1901年だったのです。
翌日は、大阪歴史博物館や日本最初の理化学専門学校「舎密局」跡見学予定です。
舎密局(せいみ局)跡(大阪中央区)
(ネット画像より)
この舎密局は1869年(明治2年)に後藤象二郎や小松帯刀らによって設立された
専門学校で、その後吸収されましたが、これを受けて、1926年(大正15年)に全
国高等学校理化学会の創立総会(初代会長嘉納治五郎氏)がわが母校で開催され
ているのです。 創立総会では、当時文部省から諮問されていた、日本の高校・
専門学校における理科教育の在り方についての答申案がまとめられ、それによっ
て理科教育振興法が制定され、今日に至るのです。
改めて、歴史の重みというか、その意義を噛みしめたのでした。
舟木一夫/高校三年生