4年前(2019年)に蓼科農園を閉園して以来コロナを挟んで、蓼科浪漫倶楽部の
仲間(高校同期)とはめっきり会う機会がなくなりました。たまにオンラインで
会うことにしていますが、リアルでは、昨年11月の高校創立120周年祝賀会で顔を
合わせたくらいでした。 農園作業があった頃は、大体月一の合宿がありました
から、それと比較するからなお物足りなく思うのかもしれません。
ちょうど10年前(2013年)の蓼科農園には、9月13~16日に訪れていました。
『蓼科農園かぼちゃ・スイカ祭り』と称したその時も台風が来て1日半は雨でした。
この時期の農園の周辺の田んぼは黄金色に輝く稲穂が揺れ、また白い花をつけた
一面のそば畑が美しいコントラストを創って高原を彩っていました。我が畑には、
コスモスが揺れ、ススキは穂をのばしていましたね。
黄金色の田圃 そば畑
10年前のこの時の想い出のベスト3は、なんといても ①かぼちゃ、スイカが豊作
であったこと。これらの栽培はまだ初めての経験に近く、どれほどの収穫ができる
かも不安でしたが、思いのほかの大豊作に、農家の仲間入りをしたような感じで
した。②はK邸のウッドデッキの修復でした。15㎡ほどのウッドデッキの修復を
みんなでやり遂げたことです。丁度台風18号が直撃して1日半ほど雨になりました
ので、畑作業に代わって大工仕事になったのでした。③は、夕方早めに近くの露天
風呂温泉『石遊湯(いしやすの湯)』に足を延ばし、いつもの自炊の夕食に代えて、
高原に佇むログハウスの『Maharo Café Ristorante』へディナーに出かけたこと
でした。イタリアン、フレンチ風で、2009年に東京町田から、当地に移住されオー
プンされた音楽一家3人で経営されているヨーロッパ風のレストランを満喫しました。
当時は、まだ後期高齢者に2~3年間がありましたから、現在からすると皆とても
若い感じでしたね。この10年の歳の差は大きいですね。
幸い、当時のブログ記事やスライドなどがありましたから、それらの助けを借り
て容易に思い出すことが出来ました。当時のブログなどからも引用して、思いは
懐かしく次々と広がって行くのでした。
当時の写真集から抜き出してみました。
この時期の畑は、雑草天国で、先月(8月)きれいに整理した農園は、雑草に
覆われていました。しかし、お目当ての“かぼちゃ”“スイカ”は大豊作で、みん
なの期待に応えてくれていて大喜びでした。
我が浪漫倶楽部の拠点である「K邸」のウッドデッキの一部腐食による“不同
沈下”を、仲間のM君が詳しく調べて不良個所全て取り替え修復したのでした。
強度、安全、美観すべてを優先した設計、修復工事は、思ったよりは難しい部分
がありましたが、プロ並みに完成しました。こんなことも出来たんです。
修復中のウッドデッキ
台風時には、雨の中を、大きなシートをテント代わりに張り、雨をしのいだ工事
をやってのけたのでした。結局、台風18号は、4日目の朝に中部地方に上陸し、
京都桂川など増水による大きな被害を残して、そのまま我が農園近くを通過して
日本を縦断する形となったのです。
石遊湯の露天風呂の後、Maharo Cafe でディナーを楽しんだのでした。
みんな元気でした。
上の写真右下が、蓼科農園の全景です。1000㎡強あります。
今はもうとてもやれないですね。楽しい想い出となっています。
蓼科浪漫倶楽部かぼちゃ・スイカ祭り