蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

関東大震災100年  (bon)

2023-09-01 | 日々雑感、散策、旅行

    8月も過去最高の気温だったようです。31日間30℃以上の真夏日が続いたのは、観測史上初
    だそうです。また、昨日は、来年度予算の概算要求の締め切りでした。こちらも114兆円と
    過去最高とあります。そして、金額を示さない「事項要求」が目立つそうです。雇用保険、
    沖縄事業、少子化対策などだそうです。

 

 いよいよ今日から9月に入りました。9月と聞けば、残暑の中にも秋のイメージが
浮かびますが、今年はなかなか夏の衰えが見えてこないようです。

 今日(9/1)は、防災の日です。関東大震災からちょうど100年になるのです。
テレビなど報道で盛んに言われていますが、ここでもちょっとだけ復習して、その他、
9月にまつわるいろいろを並べてみたいと思いました。

 

 関東大震災は、大正12年(1923年)9月1日11時58分に、相模湾北西部を震源と
するマグニチュード7.9と推定される大地震が発生しました。この地震は、埼玉県、
千葉県、東京都、神奈川県、山梨県で震度6を観測したほか、北海道道南から中国・
四国地方にかけての広い範囲で震度5から震度1を観測し、10万棟を超える家屋を
倒潰させたとあります。また、発生が昼食の時間と重なったことから、大規模な火災
に拡大したそうです。

 着工以来4年の歳月をかけて完成した、帝国ホテルの新館(F.L.ライト設計)の
完成披露パーティを行う直前に関東大震災が起こったそうです。恐らく大変な騒ぎで
あったと思われますが、完成したライト館は無事に持ちこたえたそうです。地震に
強い工法が採られていたとあります。

 内閣府HPに関東大震災関連記事がありましたので、幾つかの図表をコピペしました。

    関東大震災
    
(内閣府HPより)

 上図からみると、神奈川県から千葉県南部を中心に震度7や6強の地域が広がって
おり、その範囲は、1995年の阪神・淡路大震災の10倍以上といわれています。

 また、下表には、東日本大震災も加えた過去の3大震災の規模、被害などを比較
していました。

 過去の大震災 (内閣府HPより)
   

 上表を見るにつけても、阪神・淡路大震災のあの倒壊や火災、さらには東日本大
震災の大津波の恐ろしさは、まだ記憶に新しく大きな被害を出し未だにその影響が
続いています。そして福島原発は深刻な事態が続いています。

 内閣府の防災情報ページに、今後マグニチュード7~9の大地震が30年以内に発生
する確率が70%以上の南海トラフ巨大地震と首都直下地震について、被害の推定
がありました。死者・不明者数はそれぞれ、32.3万人、2.3万人(東日本大震災
2.2万人)、住宅全壊戸数は、同じく238.6万棟、61万棟(東日本大震災の20倍、5倍)
といずれもこれまでに経験したこともないほどの大災害が予想されているのです。

 これらに対して、津波対策、ビルの耐震強化、防災意識の浸透など種々の対策が
とられ、心強く思う反面「なるようにしかならない」という半ば投げやりみたいな
気持ちも否めないところです。我が家の対策としては何もなく、飲料水が、生協で
購入している、2Lボトル6本入りの箱が5~6個ある程度で他は何もしていないです。
何かしておいた方がいいですね。

                

 恐ろしい話の次は、哀愁漂う胡弓の音が響く 富山県八尾(やつお)町の「越中
おわら風の盆」です。300年以上も伝わる民謡行事で、越中おわら節のちぎれるよう
な高い唄声と 三味線、胡弓、太鼓の哀愁を帯びた静かなメロディに乗って繰り広げ
られる、二百十日の風封じを行い、五穀豊穣を願った農作業の所作を取り入れた踊り
で 毎年、9月1~3日に行われます。コロナで2年間お休みだったそうですが、待ち
かねて開催した昨年は、初日が雨だったようです。今年は、お天気の方は良さそう
ですが、前夜祭や特設ステージでの開催はないとのことです。もう40年近く前のこと
ですが、とても印象深く心に残っています。

 明日(9/2土)NHKBS3で夜6:30から生中継が予定されています。

       おわら風の盆 
       (ネット画像より)


 ラグビーW杯1次リーグが9/8から始まります。予選プールD組の日本は、チリ、
イングランド、サモア、アルゼンチンと順に対戦する予定になっています。初戦の
対チリ戦は、10日20時からです。決勝の10/28まで、楽しみが続きます。

       (ネット画像より)

 また、大相撲9月場所が、10~24日で東京国技館で開催されます。忙しいですが
楽しい月となります。大関に昇進した豊昇龍がどのような相撲を取るか、朝乃山の
三役復帰はなるか、そして、先場所初入幕の3力士は番付を上げましたが、今場所の
活躍はどうでしょうか? いずれも見どころですね。

      三役なるか朝乃山
       (ネット画像より)

 蓼科農園の9月は、毎年「かぼちゃ祭り」と称して、かぼちゃの収穫、スイカも
この時期に採れるんですね。周囲の田んぼは黄金色に染まった豊かな稲が実り、まだ
暑さは残るも、のどかな高原の私達の農園にはコスモスの色とりどりの群舞、ススキ
の穂も伸びて秋の気配に染まり始めた良い季節の到来です。2019年のかぼちゃは大
豊作で、40個も採れたのです。

 豊作のかぼちゃ          テントに休む青年たち
  

 また、カボチャの出来が今いちの年は、ナス、ピーマンも良くできるところから
「ナス・ピーマン祭り」などと称したこともありました。蓼科農園はこの年に閉園
したのです。ちょうどコロナが来る前で、絶妙のタイミングでした。

 

 9月は、やはり中秋の名月ですが、今年のそれは 9月29日と遅めですね。 旧暦
8月15日がその日で、残念ながら満月は3日前で、今年の中秋の名月は満月でないの
ですね。先月8月には満月が2回(8/2と31)あり、今年最も大きい満月「スーパー
ブルームーン」は、昨日8月31日だったのです。今宵は「十六夜の月」。

 その前に、「敬老の日」(9/18)、「秋分の日」(9/23)がありました。いろ
いろな行事があって楽しいうちに9月も足早に過ぎて行きそうです。
 大谷がもう少し元気になってくれるとなお良いですね!

 昨夜のスーパームーン(東の空低く、夜7時半ころ)
  

 

 

Tango to Evora

 

 

 

コメント (2)
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