一昨日(1/14)の日曜日、午後2時からオンライン談話会「ウエブサロン」があり
ました。
ウエブサロン(18)参加メンバー
このメンバーは蓼科浪漫倶楽部の皆さんで、コロナの直前に蓼科の高原にある
農園を傘寿を境に閉園し、その第2ステージとして踏み出した談話集会は2020.2.3
に第1回を東京晴海のトリトンスクエアで、それまでの畑仕事に代えて、それこそ
談話中心の「団らん」を楽しみ、たまには旅行など、それまでとは全く趣向を変え
た形でスタートしたのでした。
トリトンスクエア(2020.2.3)
ところが、この滑り出しを新型コロナは完全に封鎖してしまったのです。
そんな時、コロナや地理的距離に邪魔されないネットによるオンライン会合という
利器を取り入れた「ウエブサロン」が始まりました。
当初は2~3か月おきくらいに開催を決めるためメンバーの都合の悪い日を伺う
メールを出して最多参加可能日をその実施日としてきました。 それを、16回目
からは、毎月第2日曜日午後2時を開催日と固定し、参加できる人だけで行う形式に
変更して、今回3回目となります。 ホスト役の手間を軽減する効果もありますが、
この年齢における意識活動の継続を定例とすることで、各自の状況把握ができる
利点があります。もはや仕事や他の活動に定期に定められた「予定」が通院関係
以外では皆無に近くなった身には、むしろ一つの目標となっているような気がし
ています。
そんなウエブサロンが今回18回目となり、コロナの巣ごもりが常態近くなって
いる折から、今やこれが「蓼科浪漫倶楽部第2ステージ」の如くその意味を受け
継いでいるように感じています。
今回は、突然の体調不良などで参加できなかった人を除いて、関東3名、関西3名
の計6名のサロンでした。
先ごろ車の事故にあったM嬢は膝の痛み、半月板の損傷や肩の痛みなど後遺症が
出て治療に通う以外は、いたって元気を取り戻し持ち前の活気に満ちた話ぶりは
皆を元気にさせてくれているようでした。
すい臓がん治療中のKさんは、その後は小康状態であるようですが、いたって
元気で食欲もあり体重も10㎏ばかり増えたとあります。とてもがん治療中とは思え
ない明るさでした。
久しぶり参加のOさんは、シルバーセンターの仕事で忙しくしてたとか、まだ
まだ元気そのものでしたが、あまり話す機会がないためかやや発声に力がないよう
でもありました。昨年はアメリカ、シンガポールと海外旅行にも楽しみを広げられ
ていました。
リンパ浮腫に悩んでいたK嬢は、その後治療が進み回復が難しいと思われていた
リンパ浮腫も回復し、昨年にはピアノ発表会にも出場したとか。この年末始は孫
たちのため大変忙しかったとのことでしたが、年が明け再び趣味の絵画を始められ
たそうで、いつも前向きなその姿は感動的です。
かって、心臓の手術をして16日間もICUに閉じ込められていたTさんは、その後
すっかり元気を取り戻し、好きなお酒も復活し、地域の子供たち年間1000人にも
及ぶ規模の、収穫の喜びと体験のための畑をグループでやられていて、初夏には
じゃがいも、たまねぎ、秋にはサツマイモの収穫を目指し、土つくりから汗を流し
ているその畑が、今般道路計画により分断される雲行きにあり困惑されていました。
さらに、彼は、我々同期会の事務局も務めていて、5月に実施予定の同期会に向け
た準備をそろそろ手掛けたいとまた一つ楽しみに向けた取り組みのご披露があり
ました。
このほか、昨年実施した東期会「春の集い」の今年版について、一案として
「麻布台ヒルズ」展望台の見学を検討してはとの提案と、毎年秋に実施される母校
の「東京支部総会」で、2年前にこの会で取り組んだ「母校をもっと魅力ある学校に」
の検討を、支部総会に出席の皆さんに、検討過程で明らかになった歴史的事実や
伝統を今一度認識する機会として発表してはどうかの提案があり、一同から賛意
が示されました。
蓼科浪漫倶楽部の会は、メンバーの去就や高校同期の把握だけでなく同期会の
開催に向けた活動計画、更には母校の伝統と歴史的事実の確認等の再認識に至る
幅広い活動のエネルギーを秘めた「第2ステージ」を進んでいるような気がして
います。
希望のささやき