蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ムクドリ・ヒヨドリ  (bon)

2019-02-17 | 日々雑感、散策、旅行

 ベランダに鳥がよく飛んできて、何かを食べています。
  昨年、11月に市民農園が閉鎖となるため、中旬にブロッコリー数株をベランダのプラン
ターに移植して、すでに3回ほど収穫できています。 ところが、大きく成長した葉っぱが
鳥に食べられていて、上部などをネットで覆ってみました。
 しかし、最近、どんどん葉っぱが少なくなってきているのに気が付き、とうとう、周り
をネットで囲うまでになりました。

  葉を食べられたブロッコリー(ベランダのプランター×2)
  

 

 もう何年も、ブロッコリーは栽培していましたが、畑(市民農園)でのときは、食べら
れていたのかもしれませんが、ほとんど気が付かないのでした。周りには、作物がいっぱ
い植えられていましたので気が付かなかったのかもしれません。
 今は、この畑も、整地されて何も植わっていませんし、周辺にもあまりおいしそうな食
べ物がないとくれば、ベランダが格好の“お食事処”になっているのかも・・。

      ネットを掛けました。
       

 かって、当ブログ「無残なツタンカーメン」(2013.3.10)の記事にアップしていますが、
春先(3月)にベランダのプランターで、4~50㎝くらいに成長したツタンカーメンのえん
どうの周りで、キャッキャと数羽の鳥がじゃれて飛び跳ねているのを外出時に確認していて、
帰宅後見てみましたら、無残にも えんどうの新芽がほとんど食べられてしまっていたことが
ありました。 この年の、えんどうの収穫はおぼつかないものとなったのでした。

 ベランダに、よく来る鳥たちは、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、たまにメジロなども来ま
す。 朝早くなどは、カラスも来ています。ハトも来ているのかもしれません。

 そんな中で、ムクドリと、ヒヨドリを取り上げてみました。(ウイキぺディアより)

ムクドリ((椋鳥))はスズメ目ムクドリ科の鳥で、全長24㎝ほど、スズメとハトの中間ぐ
らいの大きさで、ヒヨドリより一回り小さく、色も形もヒヨドリと似ていますが、足と嘴が
オレンジ色なので区別は容易です。

    ムクドリ
     (ウイキペディアより)

  
 日本国内ほぼ全域に分布する留鳥で、最近では都市部などの人家付近や田畑などでも
よく見られる鳥です。 雑食性で、植物の種子や果物、
の幼虫などを好んで食べるそう
です。椋の木の実を好んで食べることから「椋鳥」と呼ばれるようになったともいわれ
たとか。 鳴き声は「ギャーギャー」「ギュルギュル」「ミチミチ」などとありました。

 ムクドリの家族(親2羽、雛6羽)が1年間に捕食する虫の数は百万匹以上との研究があ
り、仮に、害虫を1匹駆除するのに1円かかるとすれば、ムクドリ1家族で年間に百万円以上
の利益をもたらすなどの益鳥として讃えられていたこともあるそうですが、生息環境の
破壊などにより、田畑の野菜などの被害や、都市部などで群れを成して生活し、大量の糞
による汚染被害や鳴き声による騒音や糞害などが、しばしば問題になり、1994年から狩猟
鳥に指定されているとありました。

 変わったところでは、モーツアルトのピアノ協奏曲17番第3楽章にはムクドリのさえずり
を基にした旋律が主題となっているとか。 日本でも、文学中にムクドリがしばしば登場
するそうです。 ムクドリの季語は冬であり、江戸時代に、冬場に集団で出稼ぎに江戸に
やってくる人たちのことを、やかましい田舎者のムクドリと呼んだとか。また、森鴎外も
「椋鳥通信」とのタイトルで、海外情報を伝える連載コラムを書いていたとか・・。

 

 ヒヨドリ(鵯)はスズメ目、ヒヨドリ科の鳥で、日本とその近くにしかいない準固有種
で、海外のバードウオッチャーにとっては、最初は喜ぶそうですが、その内たくさんいる
ので飽きてしまうのだとか・・。 雌雄同色で、黒っぽい灰色で、頬に褐色の部分があり、
注意すると判別できます。

     ヒヨドリ
     (ウイキペディアより)

 里山や公園などある程度樹木のある環境に多く生息し、都市部でもよく見られ、鳴き声
は「ヒーヨ! ヒーヨ!」などと甲高く聞こえ、和名はこの鳴き声に由来するという説もある
とか。 糖分を好み、ツバキなどの花の蜜を求めてやって来たり、畑に現れてキャベツや
ブロッコリー、イチゴ、ミカンなどの農作物を食い荒らしたりする嫌われ者でもあります。
 ただ、子飼いにするとよく慣れ、飼い主を見分けることから 平安時代は貴族の間で盛ん
に飼われたとあります。

 季語は秋で、『ひよどりのこぼし去りぬる実のあかき』(蕪村)  などが読まれて
いました。

     ついでに今、咲いている花置きの黄梅です。
       

 

 

 はじめ、スズメがたくさん仲良くえさをついばんでいるところに、ヒヨドリが来て、
さらにムクドリが来てえさを争っている様子。(youtubeにありました。)

 

 


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